アカデミー賞受賞作『ベイマックス』『アナと雪の女王』、そして全米ディズニー史上最大のヒットスタート作となった最新作『ズートピア』。常に大ヒット作を生み出し続けているディズニーのストーリーの秘密について、『ズートピア』の脚本家や監督たちが語った。(取材・文:編集部・井本早紀) ◆没になった脚本は400本以上! 一つの感動的なストーリーの裏には、お蔵入りになった何百ものストーリーがある。『ズートピア』の脚本家の一人であるフィル・ジョンストンは、彼のパソコンの中に本作のための脚本データが400本ほど眠っていると語る。しかし、それは本作だけのことではない。監督を務めたリッチ・ムーア(代表作:『シュガー・ラッシュ』)やバイロン・ハワード(代表作:『塔の上のラプンツェル』)も、過去に手掛けた作品で泣く泣く削ったシーンがあると話す。削った理由には、シーンの尺や製作にかけた時間は含まれていない。ただ、スト
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