「川崎から日本軍『慰安婦』問題の解決を求める市民の会」主催で、映画『まわり道』の上映会が10月5日に行なわれた。元日本軍「慰安婦」が共同生活するナヌムの家の20年間を記録した同作の初公開にあわせ、ナヌムの家から安信権所長や看護師に伴われて李玉善さんが来日。立ち見も含め180人が力強い証言に聞き入った。 釜山生まれの李さんは現在92歳。1942年、14歳の時に奉公先で使いに出たところを見知らぬ男2人(日本人と韓国人)に捕まり中国の延吉にある日本軍飛行場に連行され、重労働を強いられながら強かんされた。1年後、延吉の慰安所に送られ、トミコと名付けられて性奴隷に。「幼い娘がどこにそんなもの(慰安所)があるか知るはずもない。日本政府が強制性はないと言うのは耐え難い」 歯向かえば刀で切られ、血を流しながら強かんされる。死ねば大通りに捨てられ、犬に食べられた。 「慰安所というが、少女たちを殺す死刑場と考
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