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2013年6月9日のブックマーク (3件)

  • 朝日新聞デジタル:思わず、本音ポロリ 「法王になりたくなかった」 - 国際

    7日、バチカンで、笑みで群衆に応えるローマ・カトリック教会のフランシスコ法王=AFP時事バチカンで7日、イエズス会系の学校の生徒たちに囲まれるローマ・カトリック教会のフランシスコ法王=ロイター  【ローマ=石田博士】「法王にはなりたくなかった」。ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は7日、自らが属するイエズス会系の学校の生徒たちとの交流行事で、思わず音を漏らした。  交流行事はバチカンであり、法王はスピーチの原稿を用意していたが、「5ページもあって、ちょっと退屈なんです。ぐっと縮めましょう」と、もっぱら質疑応答に時間を割いた。  「法王になりたかったですか」という質問に、法王は「私はなりたくなかった」と打ち明けた。同時に「なりたがる人を、神は祝福しないんです」とも話し、法王に選ばれたコンクラーベでのやりとりを示唆した。  法王宮殿ではなくバチカン内の質素な宿泊施設で暮らしていることに

  • 【第165回】『走ることについて語るときに僕の語ること』 (村上春樹、文藝春秋社、2007年)

    感化され易いタイプなので、書を読んでジョギングをしたいと思い始めた。走ることは人生と深い部分で通じる部分があるようだ。 ただ黙々と時間をかけて距離を走る。速く走りたいと感じればそれなりにスピードも出すが、たとえペースを上げてもその時間を短くし、身体が今感じている気持ちの良さをそのまま明日に持ち越すように心がける。長編小説を書いているときと同じ要領だ。もっと書き続けられそうなところで、思い切って筆を置く。そうすれば翌日の作業のとりかかりが楽になる。(17~18頁) アウトプットを短距離的に行うと、その後に全くアウトプットできない時期が訪れることがたしかにある。それがスランプの一因なのかもしれない。著者の言うようにアウトプットすることをマラソンとしてとらえれば、こうした態度を取ることも可能だろう。しかし、調子がいいときにアウトプットをやめることには多大な勇気が必要であることは明らかであり、著

    shiraber
    shiraber 2013/06/09
    「僕は書きながらものを考える。考えたことを文章にするのではなく、文章を作りながらものを考える。書くという作業を通して思考を形成していく。書き直すことによって、思索を深めていく。(180頁)」
  • なだいなだ氏死去、鋭い文明考察とユーモア : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    精神科医の体験に裏打ちされたユニークな文筆活動で知られた作家、なだいなだ(名・堀内秀=ほりうち・しげる)さんが亡くなっていたことが8日分かった。 83歳だった。 慶応大医学部卒。フランス留学後、同大病院などに勤務。その一方、同人雑誌「文芸首都」に加わり、「海」などで6度、芥川賞候補になった。スペイン語で「無と無」を意味する「なだいなだ」のペンネームで小説、エッセー、批評などを発表。鋭い文明考察とユーモアあふれる文章で、幅広い執筆活動を続けた。作家で精神科医の北杜夫さんとの親交も深く、医師としては、日アルコール依存症研究の先駆者だった。 1969年、「娘の学校」で婦人公論読者賞。70年、「お医者さん」で毎日出版文化賞。フランス人のとの間に生まれた娘たちに人生を語りかけた「パパのおくりもの」や「人間、この非人間的なもの」「権威と権力」「老人党宣言」など多数の著書がある。