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ブックマーク / harinezumi.hatenablog.com (8)

  • 研究者人生の転機とどうつきあうか - はりねずみのもり

    研究を継続すると決めたからには、それを実現する方法を考える必要があります。先日、転職すると職場を変わった後に業績数が減りやすい問題、というのを書きました。 harinezumi.hatenablog.com 研究者にかぎらず、何か環境を変えた後に生産性が落ちるということはあるかと思います。研究者の場合は特に、科研費申請等で一覧を作成する際、穴になっている年(年度)があると目立つという問題があります。年で書く場合と年度で書く場合、両方に対応する必要があります。出版物は、予定より刊行が遅れることもあるので、そういう悪戯にはまることもあります。偉い先生は共同研究が沢山走っていてそんな心配ないのかもしれないのですが。若手には響く時があります。 研究キャリアも修士から数え12年目になりました。私にとってのキャリアの懸念は大きく、2回ありました。 【1】博論提出後に研究テーマのブランクができないように

    研究者人生の転機とどうつきあうか - はりねずみのもり
    shiraber
    shiraber 2018/06/05
  • 本を書く意味 - はりねずみのもり

    博論を公刊することを研究室後輩に勧めることがあるのだが、挑戦する人がいなくて少しさびしく思っている。 ワークショップデザインにおける熟達と実践者の育成 作者: 森玲奈 出版社/メーカー: ひつじ書房 発売日: 2015/03/06 メディア: 単行 この商品を含むブログを見る 博論公刊に対する意識や意義というのはバックグラウンドが異なるとかなり違う。大学への就職活動を考えるとすると、単著が1あることはとても大きい(大きかった)。私が勤務する大学では、様々な業績が点数換算される仕組みになっているのだが、そこでの学術書単著のウェイトの高さには少々驚いた。 ただ、私が博論を公刊したかったのは、何も業績のためではない。「博論をください」と他人に言われたとき、印刷・簡易製して渡すというのはなかなかな手間である。世話になった人に、きちんとしたとして研究成果を渡したいという気持ちがあった。 それ

    本を書く意味 - はりねずみのもり
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    shiraber 2018/06/05
  • 『恋の渦』を見た。 - はりねずみのもり

    amazonプライムでダウンロードして観た映画。 『恋の渦』公式サイト koinouzu.info DQNとどこかに書かれていたが、まああるあるの連発だよなと思って観た。ありそうな度合いが気持ちわるいくらいだった。オチは、想定内だった。 元は芝居で、映画自体は4日間で撮影したらしい。こなれた俳優感が出てしまっていないところがよかった。 あと、どの関係においても、女性の切り替えの速さ、マウントを取る感じが面白かった。 覗き窓から見ているような感覚のストーリーと、携帯でイヤホンして動画を見ているところとがリンクして、いかがわしかった。 www.ent-mabui.jp nounai-backpacker.hatenablog.jp d.hatena.ne.jp

    『恋の渦』を見た。 - はりねずみのもり
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    shiraber 2018/04/18
  • 真ん中ぢゃない何か - はりねずみのもり

    社会心理学会の全国大会にはじめて参加した。 博論が終わるまではあれこれ手を出さずと戒めていたので、この数年、学会参加も極力、日教育工学会(JSET)だけにしていた。そういう意味で、今年は他に出かけることを解禁した。大きな分岐となる年である。 朝50分前には会場に到着。こんな緊張感があるの何年ぶりだろう。。30分ほど1人でロビーでぽつんとしてプログラムとにらめっこ。まずはポスター発表会場に行ってみた。あまりにもわからない発表が多くて(やっちゃったかな。。。)と、やや後悔しかかったが、目標だった高齢者関係の発表資料2件を一生懸命読んで、他は30分で諦めて口頭発表会場に移動。 非常に面白い発表を数件聴くことができた。司会の方が鋭く歯切れの良いコメントをするので、質疑の時間が面白かった。なんというか、方々にオーラを感じた。 午後は「分位点回帰分析」に関するワークショップに参加した。偶然にも午

    真ん中ぢゃない何か - はりねずみのもり
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    shiraber 2013/11/05
    力強いです
  • スタートライン - はりねずみのもり

    博論を提出し公聴会を終えてからの充実っぷりが、やばいです。 研究が楽しい!!!仕事が輝いて見える。 今までも楽しかったはずだけれど、、、 最近の、思考と実践のスピード感、たまらない。 博論出して人生変わりました。 私が、がんばらなきゃいけないのは、まさにこれから。 出したら見える世界が変わるというのを言われても、博論審査を受けていた期間にはピンとこなくて苦悩の日々でした。しかしながら、苦悩の日々の後にあったのは、想像していなかった拡がりでした。 やっと研究者としてスタートラインに立てた。当によかった!!!! このサイクルを続けていくためにも、しっかり夜や休日、休む。

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  • 書籍『ワークショップデザイン論 :創ることで学ぶ』出版決定 - はりねずみのもり

    2013年3月に書籍『ワークショップデザイン論 – 創ることで学ぶ』 を出版することになりました。 山内祐平さんと安斎勇樹さんとの共著で、慶應義塾大学出版会から出版予定です。 このたび、素敵な編集者お二方と、長く活動を共にしたお二人と共に、を創るお仕事に関わらせていただけたご縁に感謝しています。 は、書かなければ出せません。ということで、、、今月から執筆を開始します!!! 既に昨年から出版会議を重ねてきました。今後の企画会議や執筆のプロセスは、下記Facebookページで公開する予定です。 『ワークショップデザイン論 – 創ることで学ぶ』Facebookページ http://www.facebook.com/WSDesignStudies ーー 私(=森玲奈)は全6章の中で、「第4章 ワークショップを評価する」「第5章 ワークショップ実践者を育てる」を執筆する予定です。 付随してワーク

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    shiraber 2012/05/17
  • 「憧れ」という最近接発達領域 - はりねずみのもり

    学習理論に、最近接発達領域(Zone of Proximal Development)というものがある。これはヴィゴツキーという人が提唱したもので、他者との関係において、あることができるという行為の水準ないしは領域、を指す。 例えば、ひとりではできないことが、誰かと一緒にだったらできる。 そういうようなことをイメージしてもらえると良いと思う。協調学習やワークショップなど、学習という営みを個人の中に閉じず社会の中の営みだと捉える社会的構成主義という文脈で紹介されることが多い。 ーー 今日、専修大学で質的調査法という講義をしていて、その中でカフェ研究家である飯田美樹さんと、研究室の後輩でワークショップの実践・研究をしているゆうきあんざいさんにインタビューをしたのだけれど。 その際、インタビュー前に書いてもらった、「カフェと私との関わりに関する年表」がちょっと面白かった。 飯田美樹さんのカフェ初

    「憧れ」という最近接発達領域 - はりねずみのもり
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    shiraber 2012/05/02
    わたしにこの原体験はないが異なる場においてはあったような気もする。
  • 「れいなは来ないと思った」 - はりねずみのもり

    昨日、早稲田大学所沢キャンパスに行ってきました。 向後千春先生が企画されている「インストラクショナルデザイン研究会」というのに参加してきました。 課題になっていたを買ってみたら面白かったというのも参加動機ですが(読んでから参加を決めました)、質的には、インストラクショナルデザインについてきちんと学ぶ時間これまで取れてなかったなあ、という焦りも大きな動機でした。 私は、ワークショップに関する研究をしています。それを、日教育工学会というところに論文を出していたのですが。 これまで、自分からは「教える」という言葉をあまり使ってきませんでした。 しかし、一昨年から助教になり、教員と呼ばれるようになりました。また、教員養成課程にいる方にワークショップについて学んでもらうコースデザインをしたこと、教材設計に関わったこと、専修大で授業をするようになったことなどもあり。 それから、「教える」って言葉

    「れいなは来ないと思った」 - はりねずみのもり
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