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ブックマーク / realsound.jp (60)

  • 「村上春樹」新刊発売間近、今読んでおくべき幻の中編『街とその不確かな壁』の魅力

    村上春樹の新作長編『街とその不確かな壁』が新潮社より4月13日に刊行される。『騎士団長殺し』以来、6年ぶりの最新長編だ。 作について春樹ファンのあいだで指摘されているのは、文芸誌『文學界』1980年9月号に掲載された幻の中編「街と、その不確かな壁」を元にした作品ではないかということだ。同作は1985年に刊行した長編『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の習作としての位置づけでも知られているが、村上は「失敗作」だと捉えており、単行や全集には収録されなかった。稿ではその幻の作品の内容を紹介し、特に重要だと思われるポイントを整理したい。 大まかなプロットを見てみよう。主人公の「僕」は18歳の夏の夕暮れ、親密な仲である「君」から想像上の「壁に囲まれた街」の存在を知らされる。当の彼女はその街にいて、いまの存在は「影」に過ぎないという。そして「君」を亡くした僕は、そこを訪れることとなる

    「村上春樹」新刊発売間近、今読んでおくべき幻の中編『街とその不確かな壁』の魅力
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    shiraber 2023/03/21
  • スガ シカオ、原風景からエロまで思うまま書き連ねる“無垢な自分” ファンクとの新しい向き合い方も語る

    スガ シカオ、デビュー25周年イヤーの締め括りを飾る12thアルバム『イノセント』が完成した。生と死。そしてギリギリの性的表現が混在するおよそ4年ぶりのオリジナルアルバムは、タイトル通り、スガの音楽に対する“無垢”な独自性と類まれなるセンスがこれでもかと凝縮された一作となった。 さらに作ではスガが新たに立ち上げたファンク集団“ファンクザウルス”も登場。25周年を経て迎えた新展開の意図とは? スガ シカオにたっぷりと語ってもらった。(内田正樹) 「誰も書かないテーマなら、ライフワークのつもりで書いていく」 ーー今回の『イノセント』というアルバムタイトルは、アルバム完成前にSNSで発表された大まかな収録曲のタイトルと曲調と曲順のみを元にリスナーが考えるという無茶振りの公募によって決まりました。スガさんとしては25周年イヤーを締め括るイベントの一環というか、ある種の賑やかしみたいな感覚だったの

    スガ シカオ、原風景からエロまで思うまま書き連ねる“無垢な自分” ファンクとの新しい向き合い方も語る
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    shiraber 2023/02/12
  • 心が苦しい時に読みたい「夜の航海」をめぐる本 臨床心理士・東畑開人が語る、現代の心とつながり

    臨床心理士として現代の人々と向き合い続けてきた東畑開人氏が、新刊『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』(新潮社)を上梓した。 大佛次郎論壇賞や紀伊國屋じんぶん大賞2020を受賞した『居るのはつらいよ』(医学書院、2019年)、無数の小さなエピソードとともに「心とは何か?」という問いに向き合った『心はどこへ消えた?』(文藝春秋、2021年)に続く作は、読者との「夜の航海」を通じて描く「読むセラピー」。「夜の航海」とは深層心理学者のユングが提唱した、未来の展望が消えて迷子になってしまう時期を表した言葉だ。 「夜の航海」が訪れた時、人は心について考えることになると東畑氏は話す。自己啓発とカウンセリング、複雑な心を複雑なまま捉えるための「補助線」、個人化が進む社会で人とつながることなど、じっくりと話を聞いた。(小沼理) 自己啓発が効力を失う時 ――以前から自己啓発に関心を寄せて

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    shiraber 2022/03/19
  • くるり、アレンジ光るダイナミックな演奏で結成25周年をお祝い “終わらぬ旅”を続ける『くるりの25回転』東京公演

    くるりの結成25周年記念公演『くるりの25回転』東京公演(東京ガーデンシアター)は、約3時間にわたり25年をじっくり振り返ると同時に、変化を恐れず今も進み続けている彼らの音楽を堪能させるものだった。 25曲+アンコール2曲を時系列に演奏していく構成で、岸田繁(Vo/Gt)と佐藤征史(Ba/Cho)の2人に加え、最近の作品に参加してきた顔ぶれを中心に総勢10人のサポートメンバーが曲に合わせて出入りする、客観性を持って選んだ曲を現在形で演奏することで新たな物語を綴ってみせた。

    くるり、アレンジ光るダイナミックな演奏で結成25周年をお祝い “終わらぬ旅”を続ける『くるりの25回転』東京公演
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    shiraber 2022/02/26
  • これは物語ではなく神話であるーー宮台真司が『進撃の巨人』を称賛する理由

    稀代の傑作『進撃の巨人』は人類に何を問いかけるのかーー2021年4月に約12年に及ぶ連載に終止符を打った漫画『進撃の巨人』を、8人の論者が独自の視点から読み解いた格評論集『進撃の巨人という神話』が3月4日、株式会社blueprintより刊行される。 これに先立ち、リアルサウンドブックでは書から一部を抜粋してお届けする。以前から『進撃の巨人』を絶賛し、「物語ではなく神話である」と語る社会学者・宮台真司は、同作をいかに分析し、何を論じるのかーー。(編集部) トートロジーを超える日的作品 『進撃の巨人』は日的な表現伝統の上にある。『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴)、『ベルセルク』(三浦建太郎)、『MONSTER』(浦沢直樹)などの優れた漫画には、僕がアメリカでレクチャーするときに「オフビート・フィーリング(ビートの裏取り)」として説明する日的な伝統が、貫徹している。善は善、悪は悪というトートロ

    これは物語ではなく神話であるーー宮台真司が『進撃の巨人』を称賛する理由
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    shiraber 2022/02/18
  • 千葉雅也×宮台真司が語る、性愛と偶然性 「そこで経験する否定性を織り込んで生きていく」

    哲学者・千葉雅也の第二小説集『オーバーヒート』(新潮社)が発売されたことを記念して、社会学者・宮台真司とのトークイベント「個として生きる勇気」が、10月1日に代官山 蔦屋書店にて開催された。公の場でふたりが話し合うのは、今回が初めて。 千葉雅也は、宮台真司の映画批評集『崩壊を加速させよ 「社会」が沈んで「世界」が浮上する』(blueprint)の刊行の際にコラムを寄稿。その縁で、今回のトークイベントが実現した。(参考:千葉雅也が選ぶ「宮台真司の3冊」 強く生きる弱者ーー宮台社会学について) リアルサウンド ブックでは、多くの反響を呼んだ同トークイベントを記事化。千葉雅也は小説を通じて何を表現しようとしたのか、また宮台真司はそれをどう読み解いたのかを軸に、性愛、東京と地方、90年代カルチャー、加速主義など、さまざまな事柄について語り合う貴重な対談となった。(編集部) 男同士の肉体関係は純粋に

    千葉雅也×宮台真司が語る、性愛と偶然性 「そこで経験する否定性を織り込んで生きていく」
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    shiraber 2021/11/29
  • シティポップ(再)入門:山下達郎『FOR YOU』 揺るぎない最高傑作、シティポップのアイコンとして位置づけられる所以

    シティポップ(再)入門:山下達郎『FOR YOU』 揺るぎない最高傑作、シティポップのアイコンとして位置づけられる所以 日国内で生まれた“シティポップ”と呼ばれる音楽が世界的に注目を集めるようになって久しい。それぞれの作品が評価されたり、認知されるまでの過程は千差万別だ。特に楽曲単位で言えば、カバーバージョンが大量に生まれミーム化するといったインターネットカルチャー特有の広がり方で再評価されるケースが次々登場している。オリジナル作品にたどり着かずとも曲を楽しむことが可能となったことで、それらがどのようなバックボーンを持ち、どのようにして世に生み出されたのかといった情報があまり知られていない場合も少なくない。 そこで、リアルサウンドではライター栗斉氏による連載『シティポップ(再)入門』をスタートした。当時の状況を紐解きつつ、それぞれの作品がなぜ名曲・名盤となったのかを今一度掘り下げていく

    シティポップ(再)入門:山下達郎『FOR YOU』 揺るぎない最高傑作、シティポップのアイコンとして位置づけられる所以
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    shiraber 2021/09/05
  • 細野晴臣が語る、『HOSONO HOUSE』リメイクとサウンドの大変革「まだまだすごい音がある」

    イギリス、ロンドン・ブライトンでの公演『Haruomi Hosono+Acetone Light in the Attic』、『HARUOMI HOSONO LIVE AT THE OLD MARKET』、映画『万引き家族』のオリジナルサウンドトラックの制作、2018年11月から2019年2月まで開催される全国ツアーなど精力的な活動を継続している細野晴臣。次のアクションはなんと、1973年のソロデビュー作『HOSONO HOUSE』のリメイクアルバム『HOCHONO HOUSE』。すでに収録曲「薔薇と野獣(new ver.)」がリリースされ、打ち込みをベースにした斬新なトラックに大きな注目が集まっている。 リアルサウンドでは、リメイクアルバムを制作中の細野にインタビュー。制作のプロセスで実感したという“20数年ぶりのサウンド的大変革”を軸にしながら、現在の細野のモードを探った。(森朋之)

    細野晴臣が語る、『HOSONO HOUSE』リメイクとサウンドの大変革「まだまだすごい音がある」
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    shiraber 2019/01/02
  • 細野晴臣『HOSONO HOUSE』なぜ海外で再評価? “観光音楽”がいま注目集める理由を考察

    ここ数年、70年代〜80年代の日のポップミュージックが海外から注目されている。昨年3月にはアメリカ・シアトルのレーベル<Light In The Attic>が日の名曲をリイシューする“Japan Archival Series”を始動。第1弾の『Even a Tree Can Shed Tears: Japanese Folk & Rock 1969-1973』(2017年10月発売/CD4枚組)には、金延幸子「あなたから遠くへ」、加藤和彦「アーサー博士の人力飛行機」、はっぴいえんど「夏なんです」、そして、細野晴臣の「僕は一寸」などが収録されている。作はニューヨークタイムズで特集が組まれるなど(The Hidden History of Japan’s Folk-Rock Boom)、現地でもかなり大きな話題となった(この記事のなかで触れられている2014年の『Red Bull M

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    shiraber 2018/10/20
  • 異色の朝ドラ『半分、青い。』とは何だったのか? 秋風羽織の“3羽の鳥”に込められていたもの

    『半分、青い。』(NHK総合)が終わった。新しい朝ドラ『まんぷく』(NHK総合)はもう始まってしまったが、ネット上で様々な賛否両論を巻き起こし、話題を呼んだ問題作『半分、青い。』とは何だったのか。 不思議なドラマだった。28歳の漫画家という夢の挫折以降、異色の朝ドラヒロイン・鈴愛(永野芽郁)は何かをやってみてはすぐに挫折する行程を繰り返した。回り道に回り道を繰り返し、自由奔放で直情的な彼女と、どんどん増えていく個性的な登場人物たちと、唐突な時間経過に当惑したことは何度となくあった。だが、『半分、青い。』から目が離せなかった一番の理由は、このドラマが皮肉にも「何かを失う」瞬間、それこそ朝ドラ史に残るのではないかというほどの力のある、凄まじい光景を見せつけてきたからだ。その最たるものは、才能が枯渇した27歳の鈴愛が足掻きつくし、周囲を攻撃して回る時の狂気を帯びた表情だったわけだが、それから多く

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    shiraber 2018/10/03
  • 永野芽郁が明かす『半分、青い。』鈴愛役の苦悩と喜び「壊れるかもしれないと思った時期もあった」

    4月2日よりスタートした朝ドラ『半分、青い。』(NHK総合)が、9月29日に最終回を迎える。星野源が歌う主題歌『アイデア』とともに、永野芽郁の笑顔に毎朝癒やされた視聴者も多かったことだろう。永野が演じる主人公・楡野鈴愛は、度重なる挫折を繰り返しながらも、人並み外れた前向きさとバイタリティで、“一大発明”に向けて突き進んでいる。 リアルサウンド映画部では、約10ヶ月間にわたり鈴愛を演じた永野芽郁にインタビュー。朝ドラヒロインを演じたことで得たもの、鈴愛への思い、そして今後の女優としての展望までたっぷりと話を聞いた。【インタビューの最後にチェキプレゼントあり】 予想以上に大きかった朝ドラヒロインの“壁” ーークランクアップを終えた後のブログで「台を読まない自分が不思議」とも書かれていましたが、改めてすべての撮影を終えた現在の気持ちを教えてください。 永野芽郁(以下、永野):思い返すとすごく大

    永野芽郁が明かす『半分、青い。』鈴愛役の苦悩と喜び「壊れるかもしれないと思った時期もあった」
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    shiraber 2018/09/17
  • 細野晴臣イギリス・ブライトン公演レポ 海外でも見せた刺激的で純粋な音楽表現

    彼がイギリスを訪れるのは10年ぶり。2008年、Massive Attackがキュレーターを務めた『メルトダウン・フェスティバル』にYMOとして参加して以来、ソロとしては初となる細野晴臣のイギリス公演が、6月23日にロンドン・バービカンホール、25日にブライトン・オールドマーケットで行われた。客席にいた坂龍一、高橋幸宏、それに小山田圭吾を呼びこみ、ラストでYMOの「Absolute Ego Dance」を突如披露したロンドン・バービカンホールが、ロンドン交響楽団の拠地でもある約2000名収容のコンサートホールだったのに対し、ロンドンからまっすぐ80キロほど南下した海辺の町ブライトンで、レコード店や雑貨店が居ならぶ街並の一角にあるオールドマーケットは、さながら下北沢界隈の老舗ライブハウスといった風情。<Light In The Attic Records>の設立16周年記念、そして坂

    細野晴臣イギリス・ブライトン公演レポ 海外でも見せた刺激的で純粋な音楽表現
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    shiraber 2018/08/31
  • 幸福な解散はある──SAKEROCKのラスト・ライブを観て

    幸福な解散。 あるいは、理想的な解散。 というものがあることを、僕はSAKEROCKの解散によって知った。 解散してよかったとか、解散してほしかったという話ではない。そんなわけはない。もちろん悲しいし、残念だし、解散を知った時はショックだった。 ただ、基的に、バンドというのは解散するものだ。というのは言い過ぎだが、解散せずに活動を続けているバンドよりも、解散する、もしくは活動休止するバンドの方が圧倒的に多い。中には20年30年40年と活動を続けているバンドもいるが、それだっていつかは止まる時が来る。人はいつか死ぬんだから。 って思いっきり極論だが、そのように、解散がバンドにとって不可避的なものであるとするならば、このたびのSAKEROCKの解散は、きわめてめずらしい、幸福な解散であり、理想的な解散だったのではないか、と思うのである。というか、そういうものがあることを教えてくれたのがSAK

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    shiraber 2018/08/24
  • 星野源にとって“弾き語り”という表現が持つ特別さ 歌うたいとしてのルーツから考える

    7月31日深夜の『星野源のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、毎年恒例の「2時間ぶっとおし生ライブ」が放送された。 『星野源 音楽の話をしよう』(AERAムック) 一昨年、昨年はラジオブースにバンドと楽器を詰め込んで行われたが、今回は「2時間生演奏!星野源 弾き語りライブinいつものラジオブース!」と題し、弾き語りスタイルでライブが進行していった。 まず1曲目に披露されたのは「くせのうた」。優しいアコギの音色と歌声、コードチェンジの音、ラジオブースの空気感までもが、生々しい響きを持って耳元に届く。目を閉じると、実際に目の前でライブが繰り広げられているようだ。曲間には、会場(リスナー)からのリアルタイムの感想やリクエストメールが読み上げられることもあり、離れた場所から発信されているにも関わらず、距離が近く感じられる。 会場からの多くのリクエストに応えて、2曲目は大ヒットナンバー「恋」を

    星野源にとって“弾き語り”という表現が持つ特別さ 歌うたいとしてのルーツから考える
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    shiraber 2018/08/03
  • 宮台真司の『万引き家族』評:「法の奴隷」「言葉の自動機械」となった人間達が社会を滅ぼすことへの激しい怒り

    布団が艶めかしかった昭和と共に失われたもの 布団の話から始めます。昭和には和風ラブホテル──「旅荘」──がありました。門をくぐると仲居(従業員)の女性が出迎えて、部屋へと案内してくれます。部屋番号ならぬ「楓」「椿」などと部屋名が付された扉が開けられると、卓袱台と畳だけが見えます。しばらくお待ち下さい、と中居が一旦引き下がります。 茶と茶菓子を盆に載せた再び中居がやって来ると、「ごゆっくり」と一言残して立ち去ります。何かを仄めかしているように感じてゾクっとした二人は、対面しつつ茶菓子を口に運んでしばし雑談します。それでもお互いにこれから起こる事が分かっているから、どこかしらじらしくてギコチないのでした。 そして、会話がふと途切れた時が「その時」です。相手の手に触れて見つめ合い、手を取り合って立ち上がります。襖(ふすま)を開けると、そこはいきなり非日常の時空。艶めかしい色の行灯に照らされて大き

    宮台真司の『万引き家族』評:「法の奴隷」「言葉の自動機械」となった人間達が社会を滅ぼすことへの激しい怒り
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    shiraber 2018/07/17
  • Suchmos、なぜ“2018 NHKサッカーテーマ”に? サカナクションら歴代起用傾向から紐解く

    先日、Suchmosが“2018 NHKサッカーテーマ”を担当することが発表された。これまでに“NHKサッカーテーマ”として抜擢されたアーティストは、2002年にポルノグラフィティ「Mugen」、2004~7年に倖田來未「奇跡」、2008年に岡玲「地図にない場所」、2009年にGIRL NEXT DOOR「Wait for you」、2010年にSuperfly「タマシイレボリューション」、2011~2年にRADWIMPS「君と羊と青」、2013年にサカナクション「Aoi」、2014~6年に椎名林檎「NIPPON」、そして2017年にONE OK ROCK「We are」の全9組。今回新たに名を連ねたSuchmosは、『2018FIFAワールドカップ』の中継をはじめ2018年のNHKサッカー放送を彩ることになる。また楽曲は現在制作中で、今月5月に発表予定とのことだ。 Suchmos「80

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    shiraber 2018/05/06
  • 星野源と山口一郎ーー音楽シーンに風穴を開ける、それぞれのやり方

    12月2日にリリースされる星野源のニューアルバム『YELLOW DANCER』。端的に言って、このアルバムは「やばい」。人の資質と時代の流れが合致したポイントのみで作ることができる唯一無二の作品となっている。 ダフト・パンク「Get Lucky」からファレル・ウィリアムス「Happy」に連なるオーガニックなソウルミュージックの復権、ディアンジェロの復活に代表されるネオソウルの再燃、マーク・ロンソン「Uptown Funk」の爆発的なヒットなど、広義のブラックミュージックが世界中でトレンドとなっている昨今の情勢を追い風にして星野源は『YELLOW DANCER』で自身の内に秘めた「黒い要素」を全面解禁した。「桜の森」における有機的なグルーヴ、マイケル・ジャクソンへのオマージュに溢れた「SUN」、星野源流ネオソウルとも言えそうな「Snow Men」など、既発曲で継続的に行われていた黒人音楽

    星野源と山口一郎ーー音楽シーンに風穴を開ける、それぞれのやり方
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    shiraber 2018/04/30
  • 星野源は“音楽の歴史”をつないでいく アリーナツアー『Continues』追加公演を観て

    「星野源Live Tour 2017『Continues』」さいたまスーパーアリーナ公演レポート 2017.09.28 15:00 星野源、初の全国アリーナツアー『Continues』は、そのツアータイトルの通り“音楽は続いていく”ということを、独自のエンターテインメントを通して、とてもわかりやすい形で伝えようとするものだった。歌や演奏はもちろん、セットリストや演出、そのすべてが「Continues」というテーマに導かれて、ライブ全体がとても緻密に構築されていた。そして何より素晴らしかったのが、そんな大きなテーマを掲げながらも、同時に誰もが心から楽しめるショーとして完成されていたことだ。筆者が足を運んだのは、さいたまスーパーアリーナでの追加公演の1日目、9月9日。稿ではその日の模様をレポートする。 「受け継ぐ」「つながる」といった意味を持つ「Continues」。同名の楽曲は、カップリン

    星野源は“音楽の歴史”をつないでいく アリーナツアー『Continues』追加公演を観て
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    shiraber 2018/04/19
  • 細野晴臣が語る、音楽の歴史をつなぐこと「本当におもしろいものは届いてくる」

    細野晴臣が2016年5月7日〜8日に横浜中華街の同發新館で開催したライブイベント『細野晴臣 A Night in Chinatown』。その模様を収めたライブ映像作品(DVD/Blu-ray)『A Night in Chinatown』がリリースされた。細野が同發新館でライブを行ったのは、1976年の同日、アルバム『泰安洋行』(1976年7月リリース)のプロモーションとして開催されたコンベンションライブ以来、ちょうど40年ぶり。5月8日の公演で披露された全21曲を収録した作『A Night in Chinatown』は、40年前のトロピカル3部作(『トロピカル・ダンディー』『泰安洋行』『はらいそ』)の時期と現在の細野晴臣をつなぐ、きわめて貴重な映像作品と言えるだろう。 今回のインタビューでは『A Night in Chinatown』を軸にしながら、1940年代前後のアメリカ音楽に対する

    細野晴臣が語る、音楽の歴史をつなぐこと「本当におもしろいものは届いてくる」
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    shiraber 2018/04/19
  • 細野晴臣が語る、音楽の歴史をつなぐこと「本当におもしろいものは届いてくる」

    細野晴臣が2016年5月7日〜8日に横浜中華街の同發新館で開催したライブイベント『細野晴臣 A Night in Chinatown』。その模様を収めたライブ映像作品(DVD/Blu-ray)『A Night in Chinatown』がリリースされた。細野が同發新館でライブを行ったのは、1976年の同日、アルバム『泰安洋行』(1976年7月リリース)のプロモーションとして開催されたコンベンションライブ以来、ちょうど40年ぶり。5月8日の公演で披露された全21曲を収録した作『A Night in Chinatown』は、40年前のトロピカル3部作(『トロピカル・ダンディー』『泰安洋行』『はらいそ』)の時期と現在の細野晴臣をつなぐ、きわめて貴重な映像作品と言えるだろう。 今回のインタビューでは『A Night in Chinatown』を軸にしながら、1940年代前後のアメリカ音楽に対する

    細野晴臣が語る、音楽の歴史をつなぐこと「本当におもしろいものは届いてくる」
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    shiraber 2018/04/19