仮想通貨「モナコイン」を不正に入手できるウィルス入りソフトを作成した疑いで17歳の男子生徒が先月逮捕された事件で、名古屋地検は男子生徒を処分保留で釈放していたことがわかりました。 大阪府内の高校に通う17歳の男子生徒は、去年10月、仮想通貨「モナコイン」の口座に不正にアクセスできるウィルスを仕込んだソフトを作成しURLをインターネット上に投稿した疑いで先月愛知県警に逮捕されていました。 男子生徒は逮捕後の調べに対し「起きたことは事実ですが、意図してやっていない」と容疑を一部否認していて、名古屋地検は15日付けで男子生徒を処分保留で釈放していたことがわかりました。 名古屋地検は、理由を明らかにしていません。 「モナコイン」は2013年に日本で始まった仮想通貨で、現在では総額704億円分が流通しているということです。