TAOCPにこういう絵がある. (演習問題7.2.1.2-60) {0,1,2,3}の24通りの全順列を, 隣り同士の交換で実現しようというものである. 天辺にある0123を最初の順列とする. 左の2個を交換すると1023になり, それは天辺から左へ稜線を辿ると出会う1023である. 次は右の2個を交換し1032が得られる. このようにオレンジ色の線を一筆書きでたどれば全順列を通過するというわけである. これはこの立体のHamilton閉路(つまり全頂点を回って元へ戻る経路)になっている. この立体は英語では"truncatedoctahedron", 日本語では「切頭八面体」というらしいが, いまいちな感じだ. これは正八面体の頂点を切り落としたものである. 赤い線で示すのが正八面体で, 黒線のように切り取る. ところでこの立体は, 正八面体の頂点を削れば出来るが, 立方体(正六面体)を
この日の気付きやアイデアを残してみませんか?