JR東海は26日、静岡県島田市のJR島田駅に停車中だった普通電車2編成から、運転台の一部と行き先表示器が無くなったと発表した。車両の窓ガラスなどが壊された形跡はなく、県警島田署は、マスターキーを使って侵入した可能性もあるとみて、窃盗の疑いで捜査している。 JR東海によると、26日午前4時5分ごろ、構内を巡回中だった警備員が、電車の乗務員室の扉が開いているのを見つけ、乗務員に連絡した。 それぞれの電車の乗務員が確認したところ、6両編成の中間部に連結されていた先頭車両から、速度を制御する操作レバーなどの装置を含む幅約80センチ、奥行き25センチの運転台がなくなっていた。別の6両編成の車両からは字幕式の行き先表示器が外されていた。電車はいずれも前日夜の運行後、駅構内に停車していた。 JR東海静岡広報室は「運転台の盗難は、あまり聞いたことがない」と話している。これにより列車1本が運休するなど約63
![普通電車の運転台盗まれる 広報室「聞いたことない」 - 産経ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0836f0b1df2702ce431277bd20eb24914ce627c3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fcommon%2Fimages%2Fv1%2Fnews_ogp.png%3Fafr1905260017)