14日の弾道ミサイル発射で、再びマスコミが北朝鮮危機を煽り始めているが、そのミサイル発射から半日経った14日夕方、産経新聞のウェブ版「産経ニュース」が、こんなタイトルの記事を配信していたことをご存知だろうか。 「北朝鮮のラジオ放送の暗号を2ちゃんねらーが解読? 「14日午前5時56分、発射予定時刻かな」が的中 「明日も発射ある?」ネット騒然」 北朝鮮の暗号? 2ちゃんねる? 解読的中? 明日も発射?……いったい何言ってんだと思いつつ、しぶしぶクリックしてみたところ、これが予想以上のトンデモ。もはや「ポスト・トゥルース」とか「フェイクニュース」とか、そういうレベルをはるかに超えた代物だったのである。 周知のとおり、14日早朝、北朝鮮はミサイル発射実験を行い、日本海上に落下した。産経が注目したのは、このミサイル発射から半日前、匿名ネット掲示板「2ちゃんねる」に投稿された“ある書き込み”だ。 〈