ブックマーク / haribotepotter.hatenablog.com (50)

  • 虫の巻 - 独り言

    ここ数週間でいきなり、虫に出会う回数が急増した気がする。いや、している。 元々東京の外れの山の中の大学だし周りは森ばっかりだし都心のオシャレ大学の数倍虫がいるのは知ってるんだけど、なんかうちの大学にいる虫全体的にでかいんだよな? これが自然の大きさなの??? 今日だって最寄り駅から大学まで歩いてるたった10分弱の短い時間だけで、 ・ゴキブリ2匹 ・カミキリムシ ・毛虫 ・蛾 ・蝶 ・ミミズ ・クモ ・カメムシ とかもう名前も知らん虫とかめちゃめちゃ遭遇したんだけど、 1年間大学通ってても未だに慣れないよね。 最近ようやく「飛ばない虫はかわいい」と思い始めたんだけど、 夜歩いてると大体の虫飛んでるんだよな。 あとは暗くて見えづらい足元をこっそり歩いていたりして、 間違えて踏みそうになった時の怖さよ。 まぁ虫の足音とか聞こえてもそれはそれで嫌だけどね。 逆に大学付近の虫が大きすぎて、 都会の小

    虫の巻 - 独り言
  • 知識の巻 - 独り言

    いつもと違うところから光が漏れてるような気がしてふと夜空を見上げたら、 十日目の月が顔を半分隠して夜空に浮かんでいた。 確かに最近雨が降ったり雲が空を包んで離さなかったり新月の期間が被ったりして全然月を見ていなかったけど、 まさかなんとなく明るい気がするという理由だけで月に気づけるとは思わなかった。 それほど月はいつも光り輝いているんだなぁ。 月の明るさって何等級だったっけ。 高校の地学でやったはずなんだがなぁ。 ゼミの大会でバレーボールをやるので、 友達と集まって練習してきた。 久しぶりに運動をして、 ちゃんと走ってちゃんと飛んで、 ちゃんと汗をかいた気がする。 ボールを受けすぎて痛めた右腕を擦りながら歩く。 内出血で青くなった腕は、 アンダーパスの自信に繋がる。 言ってもド素人だから、 そんなに拾えるわけじゃないけどね。 番まであと1週間。 やらなきゃいけないことは多い。 電車に乗っ

    知識の巻 - 独り言
  • 雨脚の巻 - 独り言

    6限終わりに降り出した雨は、 駅に着く頃には土砂降りになっていた。 さっきまでフードを被って雨の下でじゃれあっていたカップルが、 それどころじゃないと言わんばかりに全速力で走って駅にやってくる。 繋いだ手に滴る雨が妙に生暖かい。 時は6月、 季節は4月。 僕が昼間に見たあの青空は偽物だったのだろうか。 2限が終わる頃には青々としていた空も、 3限が終わる頃には色を失ってしまった。 太陽が出るといかに葉の緑が濃くなっているかがよくわかる。 雨は冬の間に茶色く汚れてしまった葉を洗い流し、 太陽が薄い緑色をしていた葉を丁寧に磨く。 クリスマスのライトアップももう半年前か。 つまらない電飾がなくても、 お前はもうひとりで輝けるもんな。 雨は足音も立てずに、 どこからともなくやってくる。 雨脚が強いって言うけれど、 足音が聞こえるのはいつも雨が降り始めた後だ。 雨が降ったところで歩き方を調整するよう

    雨脚の巻 - 独り言
  • 抱き枕の巻 - 独り言

    最近、枕を抱いて寝ている。 当にただの枕、普通はみんなの頭の下にあるはずの枕を抱いて寝ている。 経緯は忘れたけど、なぜか親が昔使っていた枕を出してきて、 しまうのもめんどくさくなったのでとりあえずそのままにしておいたらそうなった。 結構昔、それこそ小学生の頃とかは、 めちゃめちゃちっちゃい、ほんとに生まれてすぐくらいの時に買ってもらったくまのプーさんのぬいぐるみをずっと抱いて寝ていたんだけど、 長い年月を経るうちにプーさんに傷が目立つようになったので一緒に寝るのを辞めてしまった。 そのプーさんは今でも枕元にいるけれど、 もはやただのモニュメントと化してしまって、 もうあの頃のプーさんではなくなってしまったような気がする。 少しさびしい。 仰向けの状態で身体の右側にその枕を置いて、 それを抱きかかえるようにして眠る。 右側に枕があるのは必然であって偶然ではない。 右側に枕を置く理由は、 あ

    抱き枕の巻 - 独り言
  • 休日の巻 - 独り言

    目覚まし時計のアラームをセットしないでいい喜びをめちゃめちゃ噛み締めてる。 なんとなく寝て、なんとなく起きたら13時過ぎ。 西向きの窓の外から陽の光がこっそり侵入してきたから、慌ててカーテンを閉めてもう一寝入りしようかと思ったけど、やっぱりそこまで眠くないので仕方なく起き上がる。 お腹も減ってるしね。 なんとなく台所に行ってなんとなくあったパンを掴んでべて、なんとなくコップに豆乳を注いで飲む。 窓の外は暑そうだけど、家にいれば関係ないね。 当は色々やることはあるけれど、休日なので知ったこっちゃない。 休日は休むためにあるからね。 別にわざわざやりたくもないことをやるような日じゃない。 気が向いたからピアノを弾くし、気が向いたからゲームをするし、たまたまやってたからYouTubeのライブ配信で海外の卓球の試合を見る。 ちょっと面白そうだったから検定試験の勉強もしたし、久しく電源を押してな

    休日の巻 - 独り言
  • 結婚の巻 - 独り言

    結婚してぇ(唐突) いや結婚したくない?僕はしたい。 いやなんでこんなこと急に言い出したかって言うと絶対この前南海キャンディーズの山ちゃんと蒼井優の結婚記者会見見たからなんだけど、 あれめちゃめちゃよかったよな!!!控えめに言って最高。 いやぁうらやましいことこの上ないでしょあれは。 2人で楽しそうに話したり、 目を見て照れ隠しに顔を背けたり、 いつものようにちょっと上手いこと言いたかったのに緊張して空回りしたり… なんて言っていいかわからないけど、 あの瞬間の2人は最強だった気がする。 記者の質問を全部直球で受けてそれを全部打ち返してるの見たら、 外野がどう騒いでも関係ないんだなって思っちゃうよね。 その2人の間にはきっと1の太くて大きい軸がちゃんどっしり構えていて、 ちょっとやそっとのことじゃ動かないんだろうなぁ。 困った時には互いに頼ればいいっていう安心感はきっとすごい大きいだろう

    結婚の巻 - 独り言
  • 前髪の巻 - 独り言

    めちゃめちゃ髪を切りたい。 最後に切ったのは果たしていつだったっけか。 いつ切ったか覚えていないくらいだから、少なくともここ1ヶ月は切ってないのだろう。 別に長い髪が嫌いなわけじゃない。 むしろ少し長いくらいが好きだし、目にかかる前髪を陶しいとは思っているけど、それをかき分けるのも少し楽しかったりする。 自分で髪を切るのも、人に髪を切ってもらうのも、絶対に上手くいかないと思っているからできることならお気に入りの髪型で永久保存してもらえればいいのだが、僕の意識とは無関係に髪の毛はどんどん伸びていくのでどうしようもない。 はっきり言って邪魔なのだ。 だから、切る。 それ以上でも、それ以下でもない。 ただ、邪魔だから切る。 それだけなのだ。 当の前髪自身がどういう気持ちで伸びてきているのかは知る由もないが、 僕の視界を遮ろうとして伸びてきているわけではないと思いたい。 もしそのつもりで伸びてき

    前髪の巻 - 独り言
  • 同調の巻 - 独り言

    最近、口にするものが全て甘く柔らかく感じる。 生活での主がパンになっているから仕方のないことなのはわかっているけど、パン以外もだいたい甘いしだいたい柔らかい。 というか、丸いのだ。 角がないのだ。 みんな棘のない丸まった形をしていて、穏やかな表情をしているのだ。 少しくらい個性があって尖ったやつがいてもいいのに、そういうやつが全然見つからない。 ああつまらない。 これなら何をべても一緒じゃないか。 べ物だけの話じゃないけど、なんていうかみんながみんな見えない「平均」を目指しているような気がする。 大衆消費社会だとか規模の経済だとか、詳しいことを言うつもりはないけど、ありとあらゆるものが同質化してきているように感じる。 世間の人々はそれを「モラル」だとか「デフォルト」だとか「当たり前」だとか言うけれど、誰がそれを決めたのだろうか? みんながみんな同じ方向を目指しているという幻想に取り巻

    同調の巻 - 独り言
  • 感情表現の巻 - 独り言

    感情がない。 というか感情の出し方を理解していない。 約20年生きてきて今更何を言っとるんだと思う人もいるかもしれないけど、 思ったように自分の感情を表現するのが難しい。 人より数は少ないかもしれないけど、 それなりには読んできたし(推理小説多め)、 少しはドラマやアニメも見た(これは2000年代の話なので今は特に覚えていないが)。 自分の感情を表現する機会を、 幼い頃の自分は自分で奪っていたので、 この歳になっても感情の出し方がわからないとかほざく輩が生まれてしまったのだ。 というか自分の感情なのに、 どこか作り物だと思ってしまってたんだよな。 なにか出来事があって、 それに対して自分の感情が動いた時に、 そのまま表現すればよかったのに、 「あっこの感情はあのドラマのあのシーンっぽいな」とか、 「このアニメではここでこういう風に感情表現してたな」とか、 そういう要らないことを考えていた

    感情表現の巻 - 独り言
  • 写真の巻 - 独り言

    どれだけ技術が進歩して、 画素数が上がったとしても、 スマホのカメラで写真がうまく撮れないのは、 僕の腕がないせいなのだろうか。 どんなにいいと思った瞬間があっても、 僕のスマホのカメラは決してそれを映してくれない。 しいて言うなれば、 「僕がいいと思った瞬間」を映してくれない。 まぁ当たり前と言えば当たり前である。 なんせ僕がいいと思った瞬間は不可逆的に現在進行形で動いており、 それをスマホのカメラが後から追いかけて撮ることは到底不可能である。 さらに言えば、 僕がいいと思った瞬間を捉えるのに、 カメラは感覚が足りなすぎる。 カメラでできることなんて、 せいぜい画角をいじったり光の量とかシャッタースピードとかエフェクトを変えたりするくらいだろう(僕の知識不足であったら申し訳ない。間違っているなら直ちに教えてもらいたい)。 それを使いこなせば、 カメラは我々が普段見ている世界よりもより素晴

    写真の巻 - 独り言