実話なので、そこまで怖くはないかもしれません。 でも体験した私からしたら、思い出すたびに鳥肌が・・・ そんなお話を今日は一つ。 夏の夜に、ひっそり読んでください。 憑いてるあの子 高校を卒業後、私は東京の専門学校へ通いました。 目指すは『パタンナー』。最終的にはデザイナー。 なので、東京である必要があったのです。当時は。 でも結局、家庭の事情で東京で就職することはなく、卒業後はまた実家へ。 こちらでアパレル関係の仕事に就きました。 その職場に、中途入社で入ってきたミサコ(仮名)のお話。 何と言えばいいのか、ひと目で「どこかがおかしい」と思わせるようなオーラをまとった子で、それは何も感じない人にも伝わるのか、会社ではやや孤立しているような子でした。 何がおかしかったのか、今考えても分かりません。 敢えて言えば「目」かな、、 見た感じは、小柄で細身で可愛らしい顔立ちなのに、目が怖い。 目つきが