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2010年6月21日のブックマーク (3件)

  • 第1章 sFlowとは

    RMON-1のホスト・テーブル,マトリックス,RMON-2のプロトコル別統計などを実装するためには,多くのリソース(メモリー,CPUパワー)が必要であり,コスト的な問題で,完全な実装が行われていない。 これらの問題を解決するトラフィック管理技術として登場したのが,sFlowとNetFlowです。今回は,この二つのうち前者の「sFlow」について解説します。 sFlowとは sFlowは,米インモンが開発したパケット・サンプリングに基づくトラフィック管理技術です。sFlowは,米ファウンドリや日立製作所,米HPといったLANベンダーが販売するLANスイッチに実装されています。 sFlowが基盤としているパケット・サンプリング技術は,1990年代の初めから研究されていましたが,研究者以外にはあまり注目されていませんでした。ところが,LANの回線速度の主流が100Mビット/秒から1Gビット/秒以

    第1章 sFlowとは
  • 第3章 トラフィック管理技術とその比較

    ここまでは,LANアナライザによるパケット・キャプチャでトラフィック情報を収集する前提で話を進めてきました。しかし,ネットワークの世界には,このパケット・キャプチャ以外にもトラフィックに関するさまざまな情報を収集するための技術やプロトコルが存在します。例えば,SNMP RMON,sFlow,NetFlowなどが代表例です。格的にトラフィックを管理しようとすれば,情報を取捨選択するのに労力がかかるLANアナライザによるパケット・キャプチャよりもこれらの利用が便利です。それぞれの詳細は第2部以降で解説することにして,今回はざっくりとこれらの技術の概要を押さえておきましょう。 SNMP RMON SNMP RMON(Remote Monitoring)は,最も古くからあるトラフィック管理技術です。RMONによるトラフィック管理には,専用装置またはLANスイッチなどに内蔵された「RMONプローブ

    第3章 トラフィック管理技術とその比較
  • ネットワークの仮想化で次世代サービスを柔軟に - @IT

    見逃した人必見、Interop Tokyo 2010レポート 2010年、ShowNet気を幕張に見た ネットワークの仮想化で次世代サービスを柔軟に 高橋 睦美 @IT編集部 2010/6/18 幕張で開催されたInterop Tokyo 2010では、「これぞInterop」と印象付けられる取り組みが見られた。ShowNetでの試みを中心に注目すべき技術をを紹介する。(編集部) 6月7日から11日にかけて、千葉・幕張メッセでInterop Tokyo 2010が開催された。今年はスペースこそ縮小したものの、「これぞInterop」と印象付けられる取り組みが見られた。展示会を特徴付けているライブネットワーク、ShowNetでの試みを中心に、その一部を紹介する。 2種類の100Gbps接続が幕張に 10ギガビットイーサネット(GbE)の登場以降、イーサネットの高速化はここ数年頭打ち……と