こんにちは、まるしかです。 誰もいない室内のむこうに、こちらに背を向きピアノをひく孤独の女性は架空の存在だったかもしれない? 独特のモチーフに灰色の世界で再評価されている19世紀後半のデンマーク画家・ハマスホイの回顧展が12年振りに再開です! 初回の衝撃は今でも覚えていますし、国立西洋美術館の常設展に行くと、下の一枚がいつも素敵だなと思ってしまいます。 ヴィルヘルム・ハマスホイ『ピアノを弾く妻イーダのいる室内』国立西洋美術館蔵 図録を撮影 もちろんこの絵も本展で展示されています。この機会を逃しても、東京都美術館 (1/21-3/26) → 山口県立美術館(4/7-6/7)の展示を終えた後は再び上野に戻ります。 第2回目の回顧展となる「ハマスホイとデンマーク絵画展」では、ハマスホイのみならずデンマーク国内に着目し、デンマーク絵画の流れとハマスホイの関係にスポットを当てています。 独自に進化し