大手ゼネコン清水建設、VRと3Dスキャン活用の遠隔施工検査システムを発表。積木製作と共同開発 2月6日、清水建設株式会社と株式会社積木製作は、「メタバース検査システム」を発表しました。VRヘッドセットと3Dスキャンデータを組み合わせ、施工中の建物検査に、遠隔地から対応可能に。建設作業と検査の効率化を図ります。 建設現場を遠隔地から可視化、検査対応を効率化 今回清水建設と積木製作が発表したシステムは、「メタバース」部と「XRチェッカー」部の2つで構成されています。 「メタバース」部では、現地を3Dスキャンして得た点群データと、設計に使われたBIMデータを組み合わせ、現在の建物の状況を確認できるほか、遠隔地の関係者との音声コミュニケーションや、検査報告書、工程写真の確認が可能です。「XRチェッカー」部では、BIMデータと点群データの整合性を自動計測・確認し、許容されるズレを超えた箇所が色分け表