管理人のイエイリです。 建物の躯体や橋脚など、コンクリート構造物を施工するときに大事なのが、コンクリートを打ち重ねるときの境い目をなくし、しっかりとつなぐことです。 そのため、コンクリートを打ち重ねたときは、締め固め用のバイブレーター(内部振動機)を、境い目から10cm程度、下の層に貫入し、層間をしっかりとかき乱して一体化させることが推奨されています。 生コンクリートを打ち重ねるときは、バイブレーターを下の層に10cm程度、貫入させて境い目を一体化させる(資料:一級土木施工管理技士の試験問題より) しかし、コンクリートの打設面が低いときなど、上層と下層のコンクリートの境い目がどこにあるのかが、目視ではよくわからないこともしばしばです。 そこで錢高組は、ユアサ商事、インフォマティクスと共同で、生コンの打ち重ね管理を確実に行えるコンクリート締め固め管理システムを開発し、実証実験によって実用化に
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