国土交通省は、“まちづくり”のDXによるデジタルツインの実現を目指しており、その中核にあるPLATEAUによって3D都市データの利用促進を図ることを目的としている。3D都市モデルとは、建物、道路など目に見えるものを三次元データ化したもの。PLATEAUではそれに加え、都市計画、人流、災害リスクなど目には見えない情報も合わせてデータ化し、オープンに提供している。 ▲PLATEAUの画面イメージ さらにPLATEAUでは、建物用途や構造などの属性情報をコーディングすることで、各オブジェクトに「それが何なのか」といった情報をもたせている。広域におよぶビッグデータにもかかわらず、各オブジェクトもリッチな情報をもっていることがPLATEAUの最大の特徴といえる。 PLATEAUのもうひとつの特徴として、国土交通省が「3D都市モデル標準製品仕様書」を策定している点が挙げられる。標準データモデルを定める
![国土交通省による"まちづくり"のDXによるデジタルツイン。3D都市モデル「PLATEAU」が実現する未来〜SYNC 2022(7)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/49be55c41bd86bdf07408b3460a2483e74330f49/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcgworld.jp%2Farticle%2Fassets_c%2F2022%2F11%2F0bfe13811cce7b88dacd1ecb93e58255386dd506-thumb-1920x1080-28946.png)