赤字経営が続く岩手県の三陸鉄道は、23日開通するリアス線の集客効果によって、当面は単年度黒字を見込む一方、10年以内にも、再び赤字に陥るおそれがあることがわかりました。 岩手県などが出資する第三セクターの三陸鉄道は、今の南リアス線と北リアス線に、JR東日本から移管される宮古ー釜石間をつなぎ、東日本大震災で被災した県沿岸部を縦断するリアス線が23日、開通します。 しかし、経営面では、乗客数の落ち込みなどに伴い、国や県などの財政支援を受けているうえ、今年度も8000万円余りの赤字見通しとなっていて、リアス線の開通を機に、黒字転換を目指しています。 こうしたなか、三陸鉄道が、リアス線の集客効果で当面は単年度黒字を見込む一方、必要な対策を打たなければ、10年以内にも、再び赤字に陥るおそれがあることが関係者への取材でわかりました。 それによりますと採算ラインは、年間90万人程度の利用客が1つの目安に
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