前回は「買い物かご」ページの作成を行った。「買い物」という行動の流れで考えれば、次に作成するべきなのは「注文情報入力」ページということになるのだが、今回は少し寄り道して「検索画面」の作成を行うことにする。 Web系システムにおける「検索画面」の必要性と問題点 ショッピング・サイトに限らず、Web系システムでは「検索画面」のニーズは基本的に高い。リッチ・クライアントと比較すると、Webアプリケーションは操作性と画面の一覧性の双方で劣るからだ。Web系システムでは、参照対象となるレコードが200を越えてしまえば、カテゴリ・分類別の一覧画面程度では目的のレコードを探すことは、非常に困難になってしまう。 ショッピング・サイトはもちろんのことだが、業務処理などに利用されるWeb系システムにおいても、ユーザーが必要としているレコードをなるべく短時間で探し出せるようでなくては、システムの利便性が高いとは