2016年01月08日11:46 カテゴリメディア 非同期コミュニケーションの時代 「クローズアップ現代」が、この3月で終わるそうだ。私は1993年にこの番組を始めたときのスタッフだが、3年続いたら立派なものだと思っていた。「よく23年も続いたな」というのが正直な感想だ。ご苦労様。 NHKのドキュメンタリーは「日本の素顔」や「新日本紀行」以来の伝統があり、毎週30分の番組をつくるのが報道番組PDのあこがれだった。しかし世の中の動きが激しくなって、30分の物語を構成することは困難になり、いったん打ち切って「土曜リポート」という短い番組になった。 ところが他のセクションの似たような番組と競合するので、報道と教養と科学で週4本(あと1本はローカル)やろうという寄り合い所帯で始まったのが「クロ現」だった。しかし週1本でもしんどいのに、週4本もネタがあるわけない。おかげで出家詐欺みたいなしょぼい話を
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