先週はPCに標準的に利用されているリチウムイオン電池の仕組みについてお話をした。リチウムイオンを移動させることで電池として動作する2次電池は、端子素材の変化による容量アップはあるものの、原理的には現在の応用で少なくともあと10年はバッテリ素材の主流であり続けるだろう、と多くのバッテリ技術者は話している。 次世代バッテリと言えば、自動車用としても注目されている燃料電池(電気分解の逆の反応を起こすことで、水素を燃料に発電するバッテリ)に注目している人も多いようだが、サイズ的な問題から当面、PC向けに実用化する見込みはないという。ノートPCのCD-ROMドライブ部分のスペースを利用したPC用燃料電池の試作も行なわれていたようだが(写真を日本IBMの担当者に見せていただいた)供給可能な電力の引き上げが厳しい。記事スペースがあれば、燃料電池については来週詳しく触れることにしたい。 いずれにせよ、
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