全国で初めて、銀行のアプリを使ってATM=現金自動預払機から現金が不正に引き出された事件で、逮捕された男が、偽サイトで口座情報を集めたわずか30分後に金を引き出した疑いがあることが分かりました。 不正アクセス禁止法などの疑いで逮捕され、門司警察署に移送されたのは、東京・中央区に住む中国籍の林恭航容疑者(27)です。 林容疑者は今年6月、「auじぶん銀行」のアプリに他人の情報を入れ、ATMから現金42万円を引き出した疑いが持たれています。 警察によりますと、偽のサイトで北九州市の男性からパスワードなどの情報を集め、その30分後に出金の手続きをとったとされています。 ただ、アプリを新たに登録するには、その場限りの暗証番号などのパスワード以外の本人認証も求められ、林容疑者が、どのように銀行のセキュリティーをかいくぐったかは分かっていません。 警察は役割分担をしたうえでの組織的な犯行とみて捜査して
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