この結果について、ELYZAは「介助申込は、お客さまに伺う事柄が定型化していることから後処理時間が短縮したと考えられる。意見・要望は、複数のトピックが含まれる可能性があり、加えて、お客さまの意図をくみ取ることに時間がかかる場合もあり、後処理の難易度が高い。そのため、後処理時間の削減割合が、介助申込に比べ低くなっていると考えられる」と分析している。 この結果を受け、JWCRは言語生成AIの正式導入を決定。9月18日までは一部のオペレーターのみ先行的にAIを使っていた状況だったが、19日以降は段階的にAIを利用するオペレーター数を拡大し、本格稼働させているという。 「AI導入に当たり、各オペレーターに対しては『そもそもAIとはどのようなものであるのか』を説明した。例えば『現時点の精度が最大値ではなく、改善により精度が上がっていく』『精度改善が見込めたとしても100%の精度が出るということは難し