サッカーのルールを定める国際サッカー評議会(IFAB)は12日、2019-20シーズンから適用される競技規則の一部を公開し、新たに改訂された部分が判明した。最も大きな変更点であるハンドの反則以外にも、プレーに大きく影響を及ぼしそうなテコ入れが行われている。 ■コイントスでボールを選べる 現在、試合前のコイントスでは勝ったほうが「前半に攻めるゴールを決める」というルール。その一方、負けたほうはボールを取って、センターサークル内のセンターマークから前半のキックオフを行う。 しかし、今回の改訂後は勝ったほうもボールを選ぶことが可能になる。その場合、コイントスに勝ったほうが前半のキックオフを行い、負けたほうがコート(前半に攻めるゴール)を選ぶという流れになる。 この変更についてIFABは「ゴールを直接狙えるようになるなど、近年の競技規則の改訂により、キックオフがよりダイナミックになっているため」と