日本サッカー協会(JFA)は12日、国内サッカーシーズンの開幕前に判定基準を説明する『JFA Media Conference on Refereeing 2019』を開催した。JFAのトップレフェリーグループシニアマネジャーを務める上川徹氏が集まった報道陣に向け、議論を呼びやすいハンドリングやオフサイドなどの事例集を映像で紹介した。 上川氏は毎シーズンオフ、JFA審判委員らと分担で各Jクラブを巡回し、新シーズンの判定基準を説明している。今回の映像は、来季に向けた説明の場で使っているもの。出てくる事例はリーグ戦試合後の意見交換会でも議論になりやすい、ハンドリングやオフサイドの反則を中心に構成されていた。 「競技規則をすべての人たちに理解してもらうことで、日本サッカーがよりフェアに、よりスピーディーに、よりタフに向上していくと考えている」(上川氏)。ピッチ上の選手がルールを知っておくことはも