日本人はここ30年のあいだで、おしゃれであることが「見た目」から「くらし」にシフトしている。そう指摘するのは、新著『おしゃれ嫌い 私たちがユニクロを選ぶ本当の理由』(幻冬舎新書)で、ユニクロの普及とともに起きた日本人のファッション観と消費の変化について読み解いた、甲南女子大学教授で社会学者の米澤泉氏。 実際、日本人の「おしゃれ」に対する感覚はどのように変化しているのか。「おしゃれはセンスではなくロジック」であるとして、そのメソッドを綴った本『最速でおしゃれに見せる方法』(扶桑社)がベストセラーとなったファッションバイヤーのMB氏とともに、日本人の「おしゃれ」のこれまでとこれからについて語り合ってもらった。 「おしゃれ」の定義が30年で変化した ――米澤さんは『おしゃれ嫌い 私たちがユニクロを選ぶ本当の理由』で、80年代のDCブランドブーム収束後、ファッショントレンドはボディコン(服よりも身
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