ノーベル賞に関するshojimのブックマーク (1)

  • 最もノーベル賞に近かった男・安部公房の「当たり前」を疑う3作

    先日、2015年のノーベル賞が発表されましたね。今回も「やれやれ」、残念ながら村上春樹氏は受賞ならずでしたが、過去に最もノーベル文学賞に近かった日人作家がいたことをご存知でしょうか?前衛文学の旗手で、国際的にも評価の高い小説家・劇作家・演出家の安部公房です。彼の書く文体の特徴は、苦しくなるほど読み手に迫ってくる五感表現と、読み手を宙ぶらりんな状態にさせる、つまり我々が「当たり前」だと思っている価値観を揺るがす世界観だと思います。今回はそんな安部公房の世界観を堪能できる作品を3作品ご紹介します。 罰がなければ、逃げるたのしみもない「砂」に触れる機会なぞ、ここ数年、へたしたら数十年めっきりと減ってしまいました。辛うじて見たり触れたりできるものといえば、上から下へさらさらと規則的に落ちていく砂時計や、海水を含んでずっしりとした感触のする浜辺の砂浜くらいでしょうか。そう考えると、砂はただそこにあ

    最もノーベル賞に近かった男・安部公房の「当たり前」を疑う3作
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