はじめに――都市論とは何か? 都市論とは何か?――それが扱う中身とともに、そこに含まれるニュアンスを初学者に簡潔に伝えるのは、やや難しいところです。が、とりあえず、互いに近い分野である「都市社会学」と「都市論」の違いから考えてみましょう。都市社会学は、社会学のひとつの分野で、都市をフィールドとして生じる社会現象を実証的に扱う学問分野です。具体的なトピックとしては、コミュニ...
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史上最高の司書は誰か? この問いは「歴史上実在した」という意味を含んでいる。 自分の図書館にある本をすべて読んでいる司書は、今ではフィクションの中にしか存在しない※。 ※ フィクションには、『鋼の錬金術師』のシェスカ、『神のみぞ知るセカイ』の汐宮栞、『少女海賊ユーリ』のボルド、『武蔵伝II ブレイドマスター』のリコッタ、『冬のロンド』のダイアナ・ルミアウラ、京都大学附属図書館マスコットキャラクターのクラちゃん、インちゃん……と、このリストはいくらでも続けることができるだろう。 図書館はもはや個人の手に負えないものになってしまった。 あるいはこうも言える。 人類はすでに/とうの昔に、個人が読むことができる以上の書物を生み出すようになってしまった。 しかし書物の数が爆発的に増えたのは、人類の歴史の中で見れば、それほど古いことではない。 現在、世界最大の蔵書を誇るアメリカ合衆国の議会図書館も、1
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 移転した理由はTwitterにも書いたんだけど、前にブクマしてくれた人が「スマホで見ると広告がウザイ」とか言ってて、自分で見てみると画面スライドしたら下に湧いてきて誤タッチするタイプの一番嫌いな広告で、なんやこれクソサイトやんけ…と思ったのをふと思い出したからですね。確かにウザイ広告でしたね。 あと、忍者Blogがいつまで経ってもhttpsにならないし、ここ数年お知らせが障害のお知らせと復旧のお知らせしかなくて、すげえ廃墟な香りがしてたからというのもあります。わりとちょくちょくメンテナンスで繋がらなくなるし、マジ突然死しても驚かないような状況。 ともあれ、このブログをやって色んな人に読んでいただいて、ブコメなんかでお褒めの言葉なんかもいただいたときとかは画面の前で泣くほど喜んでま
ものすごい円安が進んでいるのでハワイの物価をチェックしてきました。 私が行ったのは今年の 3月末から4月始めの 1週間。 その頃も「30年ぶりの円安!」と騒がれていましたが、それでも報道レートは 154円ほど。いまよりはマシなレートでした。 ではまず食べ物の値段から。 ビーチバーのカクテル。Tip不要のテイクアウト店で 2人分 3412円、ってことは 1杯 1700円以上! ちゃっちい使い捨てコップに入ってこの値段。なにげに高いですよね。 ランチに食べたマグロとアボガドのポキ丼。2人分なのでこれをふたつ頼んで 9267円、Tip込み。 しかもたいしておいしくない。初日のランチだったので「えっ、これが 1万円?」と、かなりビビった。 この食事のあと、友人とは「いちいち円換算するのはやめよう!」「アメリカドルで考えよう!」と申し合わせました。 翌朝の朝食。パンケーキとエッグベネディクト+飲み物
「Smiles for All. すべては、笑顔のために。」 今日は東洋水産です。 http://www.maruchan.co.jp/index.html オリンピック、すごいですね。 時差があってなかなか生で見れなかったりもしますが、 要所要所ちゃんと見れてる気がします。 現時点での盛り上がりベスト3は、 カーリング、スノボハーフパイプ、スケルトン越さんの“発進”のポーズ。 そのオリンピックの合間、合間に結構入り込んでくる東洋水産のTVCM。 メインスポンサーの一つなのでしょうか。結構印象に残っています。 その中でも特に印象に残っているのが、 まさに、企業スローガンを全面に出した企業CM。 東洋水産の商品を老若男女、国内外の人が食べているシーンが切り替わるもの。 で、そのバックに流れているのが↓の歌。 -------------------------------------- (NA
バスが遅れる。待っている誰もがいらつく。不満のエネルギーが貯まる。 「バス会社はバスの増発を行うべきだ」という提案は、改革者のやりかた。 みんなが持っていた漠然とした不満は、現実的な提案へと落とし込まれる。 問題は解決するけれど、話はそれで終わって、せっかく集まった「不満」のエネルギーは散逸してしまう。 「これは何もバス会社のせいじゃない。全ては言葉もろくすっぽ話せない 外国人のせいだ。奴らを追い払わないといけない」というのが、扇動者のやりかた。 聴衆の不満を提案に変換しないで、たとえば「邪悪な外来者」のような、特定のテーマに翻訳する。 扇動者は、漠然とした不満を抱いた聞き手に対峙して、扇動者が持っている世界イメージを通じて、 聞き手の不満を実体化してみせる。 改革者はしばしば、特定の問題を解決するために、聞き手の努力を要求する。 扇動者は単に、「あらゆる抑制を取り払おう」という、聴衆の
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