ソフトバンクの孫正義社長は7月に開催した2010年3月期第1四半期の決算発表会で、福岡ソフトバンクホークスの選手がトレーニングのためにiPhoneを活用していることを紹介するなど、iPhoneの法人利用が拡大していることをアピールした。 実際に、5月には青山学院大学社会情報学部、8月にはAIGエジソン生命保険がiPhoneの大規模導入をそれぞれ発表するなど、ビジネスや教育の現場におけるiPhoneの利用が話題になる機会が増しつつある。 一般的には、音楽やゲームなどが楽しめるエンターテインメント端末として見られることが多いiPhoneだが、果たしてそれ以外の真面目なシーンで――平たく言えば「仕事で」――本当に役立つアイテムと言えるのだろうか。法人導入されたiPhoneはどのように使われ、企業にとって魅力的なポイントはどこなのか、ソフトバンクモバイルの法人事業推進本部の杉田弘明氏、法人プロダク