前回は「世の中にある音楽のほとんどは日本音楽著作権協会(JASRAC)のような管理団体の手でしっかり管理されていて、権利状態が不明なものは少ない」という世間のイメージは必ずしも実情を正しく反映しておらず、校歌や市町村歌など身近な音楽で制定から50年以上が経過した作品では作詞・作曲者が現在も生きているのか、あるいは既に亡くなっているらしいが何年に亡くなり、これから何年まで著作権が存続するかわからない事例が多数存在するという問題提起を行いました。 そこで、今回からは「実践編」として権利状態が不明な作品の創作者の没年情報の探し方を解説します。 身近にある権利状態不明著作物(1) 校歌や市町村歌の「権利状態不明」 – ガジェット通信 https://getnews.jp/archives/507560 [リンク] まずは氏名で検索、次にJASRACのデータベースを当たる まず最初にすべき基本作業