■20年で実現可能な「夢」 科学者や技術者が「50年後に実用化できます」というとき、私は眉(まゆ)に唾(つば)をつけることにしている。半世紀後、仮にその技術が実用化できなくても、誰も責任をとらないからだ。だが、「20年で実用化できます」というときは(きちんと吟味したうえで)信じることができる。 最近、読書をしていて、久々に20年で実現可能な夢のプロジェクトに出合った。『宇宙旅行はエレベーターで』(ランダムハウス講談社)という本に出ていた「宇宙エレベーター」だ。地上から高度10万キロまでケーブルを伸ばし、このケーブルを利用して宇宙までエレベーターで行こう、というのである。もともとはロシアの科学者が思い付いたようだが、先日亡くなったSF作家のアーサー・C・クラークの『楽園の泉』(ハヤカワ文庫)で世界的に有名になった。 なんだSFの話か、と言うなかれ。すでにアメリカのNASAは、この壮大なプロジ
クリスチャンという名のライオン…野生にかえし1年後に再会(動画) ある人間とライオンの物語です。 二人の男性がライオンの子を引き取ったのですが、大きくなりすぎて野生に還すことになりました。 そんなライオンと人間の愛情が垣間見える素敵な動画がありましたので、ご覧ください。 テレビのドキュメンタリーで放送されたものだそうですが、このライオンは1969年にジョンとエースの二人がハロッズで購入したものだそうです。 もともとはラクダを買う二人の友人に付き添って、エキゾチックな動物コーナーというところを見ていました。 ラクダを欲しいという友人に対して、店員は落ち着き払った様子で「こぶはひとつがよろしいでしょうか、ふたつがよろしいでしょうか」と提案しているのを聞きながら、商品の交渉でそんな風変わりなやりとりは聞いたことがないと思ったそうです。 そんなさなか小さな檻にライオンの子供を見つけます。エースとジ
インド、ムンバイ(Mumbai)のチャーチゲート(Churchgate)駅のホームに座るSamir Zaveriさん。18歳の時に線路を歩いて渡ろうとして両足を失った。(2008年5月31日撮影)。(c)AFP/Sajjad HUSSAIN 【6月27日 AFP】インド・ムンバイ(Mumbai)に住む大学生、Siddhi Sarangdharさんは毎朝、通学列車に乗るたびに無事大学までたどり着けることを祈る。彼女が乗るムンバイの鉄道は、1日平均12人が命を落とす、世界で最も混み合った、そして最も危険な鉄道なのだ。 ■ラッシュ時の乗車率250%、4か月で死者1000人超 1800万人が住むムンバイを走る列車は毎日、ニューヨーク(New York)の地下鉄利用客の6倍にあたる650万人を、市中心部まで運ぶ。鉄道当局によれば、「激混み時間(super dense crush load time)
■著作権めぐり訴訟トラブルに… 青年漫画誌「イブニング」(講談社)に連載され映画化された人気漫画「軍鶏(しゃも)」をめぐり、漫画家と原作者が著作権を争い、東京地裁で訴訟になっていることが27日、分かった。訴えた漫画家側は「ストーリーも人物設定もすべて自分が作り上げた」と主張している。漫画業界でこうした著作権トラブルは少なくないが、訴訟に発展するのは珍しいという。「軍鶏」は今年1月から休載が続いており、ファンの間では「謎の休載」と話題になっていた。 原告の漫画家、たなか亜希夫さんは原作者の橋本以蔵さんを相手取り、作品の著作権者がたなかさんであることの確認や単行本の著作権料約1億5000万円の支払いなどを求めている。27日開かれた第1回口頭弁論で、橋本さん側は争う姿勢を示した。 「軍鶏」は、優等生だった主人公が自分の両親を殺害後、少年院で空手を身につけ、格闘家らと戦うというストーリー。訴状によ
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