【9月23日 AFP】中国の技術が使われた車両の販売禁止を米国が検討しているとの報道を受け、中国は23日、同国企業に対し「差別的な行動」を取らないよう求めた。 米ブルームバーグなど複数メディア22日、情報筋の話として、米国内で販売される車両での中国製ハードウエアおよびソフトウエアの禁止を米国政府が検討していると報じた。 報道について質問を受けた中国外務省の林剣(Lin Jian)報道官は「市場原則を尊重し、中国企業に対して開かれた、公平で透明、非差別的な商業環境を提供するよう米国に求めた」と述べた。 「中国は米国が国家安全保障の概念を拡大し、中国企業や製品に対して差別的な行動を取ることに反対する」 米政府は5月にも、中国から輸入される電気自動車(EV)、バッテリー、半導体、医療品に科せられる関税の引き上げを発表している。(c)AFP