社会 地元 不信渦巻く 岡田外相「普天間固定化」発言2010年2月2日 「普天間のほかになければ、今のままもあり得る」。米軍普天間飛行場の固定化の可能性に言及した岡田克也外相発言に対し、地元宜野湾市や、普天間の県内移設に反対する関係者からは「後ろ向きで理解できない」など、「(普天間に)戻ることはない」とした首相発言を打ち消す姿勢への疑問が相次いだ。首相発言を否定する閣僚発言は「閣内不一致どころではない」との批判もあった。 伊波洋一市長は「なんでそういうことを言うのか。鳩山首相は『普天間に戻ることはしない』と明言しているのに、こうした後ろ向きな姿勢が理解できない」と強い口調で批判した。普天間移設に関する岡田外相のこれまでの発言が、度々県民の不評を買っていることを指摘して「首相の姿勢が基本であるはずなので、発言するならば、首相の姿勢をフォローし、もっと言葉を選んで発言してほしい」と重ねて苦