自動車メーカーの「富士重工業」は、4月1日から車のブランド名である「SUBARU」に社名を変更するのを前に、記念の式典を開き、吉永泰之社長が日本やアメリカを中心にブランド戦略を進めていく考えを示しました。 1日から社名が変わるのを前に、東京渋谷区の本社で記念の式典が開かれ、およそ600人の社員を前に新しい社名が記載されたプレートが披露されました。 この中で、吉永社長は「私たちはものをつくる会社からものを通して価値を提供する会社に変えていく。社名変更はその新しいステップだ」と述べ、日本やアメリカを中心にブランド戦略を進めていく考えを明らかにしました。 富士重工業は航空機メーカーの「中島飛行機」を前身とする会社で、昭和28年に「富士重工業」となり、ことしで創業100周年を迎えます。 式典の終了後、吉永社長は記者団に対し、「われわれは規模で勝負しても大手の自動車メーカーには勝てない。『安心と愉し