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28日午後10時23分過ぎ、関東の南の上空に、夜空をゆっくりと数十秒かけて流れる光の玉が観測された。流れ星や火球よりもはるかに低速で、人工衛星の大気圏突入とみられる。 【写真】静岡県富士市から観測された光の玉=28日午後10時23分、藤井大地さん提供 平塚市博物館(神奈川県)の藤井大地学芸員によると、平塚市と静岡県富士市に設置しているカメラに、南の空を移動する光の玉が映った。光は尾を引くようにして夜空を移動し、30秒ほどにわたって光り続けた。 解析の結果、この光は、伊豆大島や房総半島の南の太平洋上を東北東の方向に飛んでいた。 速度は毎秒7・3キロほどで、天然の流れ星の数分の1しかなかった。ロケットが宇宙に飛び出す際の速度に近いことから、人工物の再突入とみられる。(東山正宜)
駐チュニジア、駐ラトビア特命全権大使を歴任した多賀敏行・中京大学客員教授(写真本人提供) 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)による高額な献金被害の実態が明らかになるとともに、テレビでコメントする政治家やタレント、SNSで自身を「自分は無宗教」などと口にする人が増えてきた。日本国内では違和感を覚えない言葉だが、「海外で『無宗教者だ』とうかつに口にするのは注意が必要」と話すのは、駐チュニジア、駐ラトビア特命全権大使を歴任した多賀敏行・中京大学客員教授。なぜなのか。多賀さんに話を聞いた。 【写真】「偽装勧誘はしてない」と答えたカルト教団の教祖はこちら * * * 日本は、伝統宗教ともいうべき仏教や神道に対しては、抵抗の少ない国です。しかし、安倍晋三元首相の銃撃事件に端を発する形で、新興宗教と政界のつながりや高額な献金被害が明らかになるにつれ、「宗教」という言葉への警戒感が高まっているように感
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