夜の診察室を鑑賞しました。 松坂慶子の初主演作。大映倒産直前の映画にななります。内容はセックスコメディと言うのかな。日本映画と言うよりウディアレンとかフランス映画のような奔放で軽妙洒脱な映画でした。相談者が男性側ではなく女性側からの視点なのがインテリジェンスを感じます。女性の地位が向上してきた証拠でしょう。1971年の封切りから1〜2年後に雇用機会均等法が施行されます。 監督は最後の大映を支えた帯盛迪彦。高校生ブルースとか青春というか性春映画が多い方です。 いや、面白かったですよ。 Mはセックスを連呼する口元だらけのオープニングが素晴らしいと褒めていますが、私は奇抜なオープニングももちろんですが内容も良かった。 二組の夫婦の性の悩み、一組はセックスレス、もう一組はソクバッキーに対する悩みを解決し、最後は主人公である松坂慶子自身の悩みが解決したところで終わりました。 初々しい松坂慶子は当時2