■名前同じ、似たデザイン、出番1回… 大阪府高槻市がイメージ戦略を立てるために各課で作っていた“ゆるキャラ”を調べたところ、31体に上っていたことが20日、分かった。名前が同じだったり、デザインが似たキャラが複数作られたりしており、出番が一回限りの事実上の“使い捨てキャラ”も。数が多いばかりで大半は知名度がほとんどなく、「もう少し、庁内で調整をしたら」と皮肉る声も出ている。 ◆ブーム便乗 31体は平成18年以降に作成されたものが19体と多く、「ひこにゃん」(滋賀県彦根市)などが立役者になったゆるキャラブームに乗ろうとしたとみられる。大半は職員が自前でデザインしたという。 その中にはまったく同じ名前も。市名にちなんだ「たかちゃん」は政策企画室と広報課がそれぞれ作成。医療課の「元さん」と介護保険課の「ますます元太郎さん」は名前も姿も似ている。 類似キャラはほかにも。同市内に5〜6世紀