10月10日にオープンした「カイユボット展 都市の印象派」が、12月29日にとうとう最終日を迎えて終了しました。 最後の日に駆け込みで行った方も多かったようですね。私も終わる前にもう一度観たいと思い、29日の朝にブリヂストン美術館に行ったところ、開場前の時間から行列ができていて大盛況の様子でした。 会場で順番に沿ってひと通り見た後、特に好きな作品たちを一つ一つ鑑賞し、個人蔵の作品は特にじっくり見てきました。パリを描いた作品は都市らしいおさえたグレー、ブルーのトーン、イエールなど屋外ではみずみずしい色彩の作品と、印象深いカイユボット的色彩をあらためて感じました。そして、写真を撮るような目で被写体を切り取りつつ、絵画ならではの自由な展開をする構図。 これまで日本ではあまり知られていなかったギュスターヴ・カイユボットの画家としての魅力が充分に伝わった展覧会だったと思います。以前からのカイユボット
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