成功を収めている多様な起業家の体験分析から導き出された「エフェクチュエーション理論」。2008年に発表され、日本でも2015年の出版以来ビジネスパーソンの熱い注目を集めている。既存のマーケティング理論とは全く違う観点でソリューションの可能性を探るこの新理論は、企業経営、戦略策定にどんな未来をもたらすのか。『エフェクチュエーション―市場創造の実効理論』の著者サラス・サラスバシー氏を迎え、その核心に迫った。 市場とは「コ・クリエーション」の場安藤 サラスバシー教授のご著書『エフェクチュエーション―市場創造の実効理論』を拝読し、非常に強い感銘を受けました。これは起業家の理論であると同時に、企業のマーケティングの実践に生かすことができる革新的な理論だと感じたのです。実際に先生にお目にかかることを心から楽しみにしていました。 サラスバシー 私もとても楽しみにして来ました。実は日本に来たのはこれが初め
毎年、山では多くの人が亡くなっている。遭難、滑落、雪崩。事故の理由は様々だが、ひとつすべてのケースに共通するものがある。事故の当事者の周囲で、悲しみ、嘆き、涙をする人々がいるということだ。 山という非日常空間で大切な存在を喪った人たちは、その「死」をどう受け止め、その後の日常を過ごしているのか。 スイスの山で夫を亡くした、ある妻の話に耳を傾けた。 2018年9月11日、雪解けが進んだマッターホルン東壁の麓で、地元の救助隊員によって遺体と登山道具が発見された。 DNA鑑定の結果、行方不明となっていたある日本人であることが判明する。 相馬剛、享年40。元海上保安庁の職員で、日本山岳耐久レース(通称ハセツネ)など数々の国内レースを制したプロトレイルランナー。2013年に海保を辞し、富士山周辺のアウトドアガイドサービスを行う『Fuji Trailhead』を立ち上げており、スイスでの事故はその矢先
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く