来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
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うまくいかない日に仕込むラペ 「あぁ、今日のわたしダメダメだ…」 そういう日は何かで取り返したくなる。長々と夜更かしして本を読んだり、刺繍をしたり…日中の自分のミスを取り戻すが如く、意味のあることをしたくなるのです。 うまくいかなかった日のわたしの最近のリベンジ方法。美味しいラペを…
初めて読む川上未映子作品。 いじめを受けている14歳の主人公は、ある日、〈わたしたちは仲間です〉との手紙をもらいます。 すぐにそれは同じクラスでいじめを受けている女子のコジマからのものだということがわかります。いじめを受けている二人は手紙をやり取りしたり、会ったりするような関係になっていきます。だんだんとこの関係が主人公にとっても支えになっていくわけです。 というわけで、「虐げられた者の連帯」という形で始まるこの小説ですが、徐々にそのフォーマットからは逸脱していきます。 まずはコジマです。コジマは「私たちのほうがいじめている奴らより正しい」という信念をもつ人間なのですが、その信念は次第に「傷こそがアイデンティティ」であるという形に高まっていきます。 主人公は斜視なのですが、斜視こそが君のアイデンティティだというわけです。 もう1つ、いじめグループにいて傍観者的な態度を取っている百瀬という人
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