Janne Da Arcのボーカル・yasuのソロプロジェクト、Acid Black Cherryから約2年半ぶりとなるニューアルバムが届けられた。そのタイトルは「『2012』」。今を一生懸命生きることをテーマに、まるで壮大なファンタジーのような手触りも同時に感じさせてくれる本作には、ABCの奥深い魅力がこれまで以上に息づいている。豊かな広がりをたたえたメロディや、ロック、ポップス、ジャズなどを自由に行き来するサウンドメイクを含め、広く音楽ファンに伝えられるべき充実作だ。 ナタリーでは今回、yasuに初インタビューを敢行。アルバムのブックレットに掲載されるオリジナルストーリーの構想や、リスナーに届けたい思いを語ってもらった。 取材・文 / 森朋之 相当なネタバレ感もある ──2年半ぶりのニューアルバム「『2012』」、ついに完成しましたね。 はい、おかげさまで。2011年は、レコーディング
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