VR元年と言われた2016年。『Oculus Rift』『PS VR』など、各社が高性能なヘッドマウントディスプレイを一般消費者向けに発売し、市場の拡大が進む1年となった。コンピュータで作り出されたサイバースペースを、あたかも現実のように体験するこの技術。360度広がる映像世界は、一度体験すると強烈な余韻を残す。 しかし安価になったとはいえ、VR専用のPCや機材を揃えると、数十万はくだらない高額品。家で体験するには、少々ハードルが高いのが難点だ。そこで誕生したのが、VRを気軽に体験できる新スポット『VR SPACE SHIBUYA』。 渋谷初のVRアミューズメントパークで、中をのぞいてみると仕切られた空間には全部で6台のVR機材が備えてあり、ヘッドマウントディスプレイを付けた人がそれぞれ思い思いに楽しんでいる。「一人で来られる方もいますが、主にカップルで来る方が多いですね」と語るのが、VR