回答:相場としては本邦実需筋の為替売買やそれを見越した銀行の動きを表す言葉とされます。 まず、仲値というのは、取引されている為替レートの中間値のことです。為替レートは通常2Wayプライス(買値と売値の二本値表示)をしており、その間の価格という意味です。 また、ゴトウ日というのは5と10の付く日のことです(5日、10日、15日、20日、25日、30日)。こうしたゴトウ日には企業の出金、資金の受渡日などに指定されていることが多いため、ゴトウ日は実需における為替の売買が多いといわれています。 では、相場と絡めて説明します。 銀行は通常自行で取引する価格(為替レート)を朝一番に決めてしまいます。つまり、仲値を固定するのです。その仲値に手数料を上乗せしてTTS(売値)、TTB(買値)を決めるのです。 そのため、仲値を決める時間帯というのは、銀行側が見越した実需に基づく外貨準備をするのです。ゴトウ日と