テーマは防犯教育。 犯罪機会論という考えの基にした話を聞かせていただいた。 日本の防犯教育は、危機に対応することばかりを教えていることに問題があるとおっしゃっていた。 危機に陥る前に、それを未然に防ぐことが必要である。そのためには、「景色から犯罪が起こりやすい場所を判断することが重要。」であるらしい。 景色によって犯罪が起こりやすさがある。キーワードとしては、「見えやすさ」と「入りやすさ」がある。 見えやすい場所は、周囲の監視の目があるため、犯行場所としては選ばれにくい。また、入りにくい場所は、同時に逃げにくい場所であるため犯行場所としては選ばれにくい。 欧米等では、公園の遊具の周りに柵があり、領域性がしっかりと示されている。また、どの場所が誰の場所なのか(子どもが遊ぶ場所なのか、大人がゆっくりする場所なのか)がはっきりと分けられている。そのため、遊具の周りの柵(もしくは周りの芝など)がバ