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ブックマーク / informatics.cocolog-nifty.com (3)

  • 女子教育とパノプティコン―校訓「恥を知れ」に寄せて : 情報学ブログ

    (1) 恥を知れ 何度か書いているのでおなじみだと思いますが、大女子大学でTA(授業のアシスタント)をしています。アシスタントのくせに、「校訓」についてコメントするなど、僭越にもほどがあると思うのですが、この大学の校訓、いくらなんでもツッコミどころがありすぎなのです。 学の校訓は「恥を知れ」です。言葉の響きに驚かれるかもしれませんが、創立者・大コタカは言っています。「これは決して他人に対して言うことではなく、あくまでも自分に対して言うことです。人に見られたり、聞かれて恥ずかしいことをしたかどうかと自分を戒めることなのです」。学の就職状況が好調な理由のひとつに、この「恥を知れ」スピリッツを体現した多くの卒業生達の活躍があります。地に足の着いた「自立した女性」を育み続ける学の学生にとって「恥を知れ」という校訓は、今もよき伝統として根付いています。 大女子大学HP「教育理念」 htt

    showgotch
    showgotch 2009/02/20
    教育現場でのダブルバインドをつなげるものは信頼なんだよね。生徒が信頼できればルールも緩和するし授業も緩く楽しく進められる。そういう手続きをどう知りどう踏むかが本質的な問題になってくる
  • 「障害は個性」という見方と障害者排斥 : 情報学ブログ

    1. 障害者排斥論の背景 昨日、電車に乗っていたら意味不明のことを大声で叫んでいる人がいました。それを見て自分は「自分の子どもがこうなったらどうしよう」「自分の愛する人がこうなったらどうしよう」、さらには「自分がこうなったらどうしよう」と思い、ものすごく悲しい気分になりました。障害というのは誰もがなる可能性があるものです。自分もなる可能性があるし、自分の親族もなる可能性があります。最近の障害者を排斥するような風潮を見るにつけ、こういう視点を持つことの大切さを感じるものです。 さて、このことを通してふと思ったのが、障害者運動等を通して、ある時期から強調されるようになった「障害も個性」という見方です。歴史的に言うと、この考え方は1957年に発足した脳性マヒの障害者の団体「青い芝の会」の主張として知られており、それ以降、我が国で学問的に障害者の問題、自己決定権の問題を扱うときには外すことのできな

    showgotch
    showgotch 2009/02/13
    慈悲も卑下も行為としては同じで、相手を下に見る行為なんだよ。障碍にも自立しうるかどうかのランクがあるし、一般人でさえ自立した個人と見なすのは難しいのに
  • トロッコ問題と情報学 : 情報学ブログ

    ○トロッコ問題とは何か ココログニュースの記事からたどって、Wired Visionというニュースサイトで倫理学の有名な問題が紹介されていることを知りました。具体的には記事中の以下の部分です。 5人が線路上で動けない状態にあり、そこにトロッコが向かっていると想像してほしい。あなたはポイントを切り替えてトロッコを側線に引き込み、その5人の命を救う、という方法を選択できる。ただしその場合は、切り替えた側線上で1人がトロッコにひかれてしまう。 多くの人は遺憾ながらもこの選択肢をとるだろう。死ぬのは5人より1人の方がましだと考えて。 しかし、状況を少し変化させてみよう。あなたは橋の上で見知らぬ人の横に立ち、トロッコが5人の方に向かっていくのを見ている。トロッコを止める方法は、隣の見知らぬ人を橋の上から線路へ突き落とし、トロッコの進路を阻むことしかない。(中略)この選択肢を示されると大抵の人はこれを

    showgotch
    showgotch 2008/11/25
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