アントレプレナーシップの参考書。なんといってもこの本の特徴は、その分厚さ。その分厚い記述は説得力があり、編著者の本気度が伝わってくる。 武蔵大学の高橋徳之氏@起業学らが監訳している。ちなみに、こないだ出たとあるワークショップで高橋教授の同僚の黒岩准教授とバッタリあったのはシンクロニシティか。 さて、分厚さもさることながら、この本はラーニングデザインの基本をきちんと押さえている。理論、ケース、キー・クエスチョン、参考ウェブへのリンクなど、読者=learner=主人公というデザインのもとで編集されているので分厚さから来る威圧感にもかかわらず、大変読みやすい。 <どっしりとデスクトップに立つ> 「モデル・理論→ケース・ツール→判断」→「モデル・理論→ケース・ツール→判断」、という流れは起業家の思考、行動に沿うもの。よって実際的なlearningを支援するために、編集もこのフローに沿っているのは、