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ブックマーク / gatonews.hatenablog.com (10)

  • なぜ小学4年生を偽装した政治キャンペーンはダメなのか - ガ島通信

    衆議院議員選挙について、「どうして解散するんですか?」と小学4年生が問いかけるウェブサイトが、政治系のNPO団体代表の大学生による企画だったことが明らかになり、閉鎖に追い込まれました。批判の一方で、「なぜ問題なのか」「結果的に話題が広がったから良い」「ウソをウソと見抜けない利用者が問題」といった声もあります。しかしながら、立場を偽り情報を発信することは、社会的に大きな問題なのです。 なぜ、立場を偽った情報発信はダメなのでしょうか。それは、情報の信頼性が損なわれると情報受信のコストが膨大になるからです。人は、受け取る情報を「だいたい正しい」と思って行動しています。情報が間違えていたり、騙されたり、することも有りますが、あくまで例外でしょう。 もし、情報が不確かな社会が前提となれば、いちいち確認して行動していく必要があります。テレビで紹介するイベントはねつ造?新しい新幹線が開通するのがウソ?い

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    showgotch 2014/11/26
  • 朝日新聞が記者ツイッターの一覧を紹介 「個人」による競争の幕開け - ガ島通信

    朝日新聞が1月23日に「アサヒ・コム」の看板を下ろし、朝日新聞の電子版である「朝日新聞デジタル」に統一しました。画面デザインやロゴの変更などが行われましたが、ツイッター利用の記者一覧が「つぶやく記者」として公開されました。 朝日新聞は新聞社の中で最もツイッター利用に熱心です。一覧表には多数のアカウントが紹介されていますが、これまでは部署や企画ごとに運用されてきました。ニュースサイトからの記事を流す @asahi は52万、報道・編成局長室が運営する中の人が見え隠れする @asahi_tokyo(コブク郎)も5万とフォロワーを多いのですが、個人としてこの一覧に掲載されていたのは元WEBRONZA編集長で現在AERA編集長の一色清 @isshikikiyoshi さんのみ。神田大介記者や平和博編集委員のように個人的にツイッターに取り組む記者もいましたが、一覧に掲載はされていませんでした。 23

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    showgotch 2012/02/20
  • Social Media Week Tokyoで「ステマの危険性とクリエイティブの未来」について対談しました - ガ島通信

    Social Media Week Tokyoで「ソーシャルメディアにおけるステマ(ステルスマーケティング)の危険性とクリエイティブの未来」というタイトルで元「広告批評」の編集長で銀河ライター主宰の河尻亨一さんと対談しました。とても楽しかったので、あっという間に時間が過ぎました。ブログでも少し振り返っておきます。 資料がスクリーンに表示されないというトラブルを「漫談」で乗り越えつつ、河尻さんからプレゼン資料の「メディアとネットワーキングのジャングルでサバイブするために-「ステマ」を生み出す情報環境とは?-」を提示しながら、2010年代の情報環境の説明がありました。 その中で、とても参考になったのは新聞やテレビといったマス(プッシュ型)メディアを垂直型情報環境、SNSやレビューサイト、掲示板、動画サイトは水平型情報環境と位置づけて、その中間にジャングルが出来ているという、説明でした。そして、

    Social Media Week Tokyoで「ステマの危険性とクリエイティブの未来」について対談しました - ガ島通信
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    showgotch 2012/02/19
  • 「ジャーナリスト・エデュケーション・フォーラム」の会場下見に行ってきました - ガ島通信

    ジャーナリスト教育センター(Japan Center of Education for Journalist)が3月3日に行う、「ジャーナリスト・エデュケーション・フォーラム(JEF)2012」の会場である東海大学湘南キャンパスの下見に行ってきました。 ジャーナリスト・エデュケーション・フォーラムの概要や申し込みはこちらから 最寄りの小田急東海大学前駅までは新宿から約1時間と小旅行の気分です(ちなみに、ロマンスカーで厚木まで、そこから急行という方法もあります)。 まずはJCEJの運営メンバーでもある東海大学河井先生の研究室でスタッフで打ち合わせ。エデュケーション・フォーラムは通常の運営メンバーに加え、JCEJサポートメンバーから有志がスタッフとして参加してくれています。 会場となる東海大学湘南キャンパス14号館。地下1階にコンビニあります。 全体セッションが行われる広めの講義室。 午

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    showgotch 2012/02/19
  • なぜ女子大生は新聞を5つも購読しているのか - ガ島通信

    東京大学のi.school人間中心イノベーション・ワークショップ「新聞の未来をつくる」の第4回目は、「ダウンロード」と呼ばれるフィールドワークの経験共有でした。 二つのチームのダウンロードに加わりました。一例目は、朝日、朝日小学生新聞、読売、日経、静岡の5紙を購読している女子大生。インタビューした人の役割は、大型のダンボールにポストイットを貼り付けながら、自分が得た情報・体験を他のメンバーにストーリーとして伝えていきます。 ダウンロードされた女子大生の情報をかいつまんで紹介すると… 新聞との馴れ初めは小学生のときに朝日小学生新聞、スクラップブックもつけていた。中学時代にイラク戦争が起きて興味を持ち、格的に読み始めた。中学生のころは国際面を中心に読んだ。 1日1時間新聞を読む。多くが帰宅後だが、時々持っていく。30分が朝日で見出し、社説とルポが重要、読売は一面と社説のみ、日経は就職活動の時

    なぜ女子大生は新聞を5つも購読しているのか - ガ島通信
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    showgotch 2010/06/04
  • 書くことは本当に難しい - ガ島通信

    日経IT-PLUSのコラム「書くことの難しさ ネットの言論はなぜ質が低いか」に色々な意見を頂いています。整理が十分でない原稿を出してしまったことを反省しています。 はてなブックマークでid:yepさんが『論旨の中心は「ネット言論の質」っていうより「ネット "記者" の質」だよなあ/「言論」とひとくくりにしてるけど、なんかいろんなものが混ざってる印象』とコメントしている通りで、ジャーナリストとメディア(媒体)は切り離して考えたいと自身でもブログで書いていたにもかかわらず、今回のコラムでは媒体、ジャーナリスト、を区分出来ておらず、何が言いたいのか見えにくくなっていました。 また、要素としても、既存メディアとネットの言論という状況分析に、CoSTEPでの取り組み、スイッチオンという活動報告が入り混じっています。CoSTEPの受講生には、主役をはっきりとさせ「ラーメンに焼肉定べるような(それ

    書くことは本当に難しい - ガ島通信
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    showgotch 2009/03/28
    こうして発表した記事について双方向的に補完できるってのがいい意味でも悪い意味でも従来のメディアとの違いであり、僕はこれをウェブメディアの長所ととらえたい。
  • 原子力発電を題材にします - ガ島通信

    北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニット(CoSTEP)選科Bの後期授業では、原子力発電を題材にしており、北海道電力の泊発電所を見学することにしています。 被爆国であることもあり「原子力」に対して敏感で、事故があればニュースで大きく扱われます。原子力発電の必要性に疑問を呈する人もいますが、原油高騰や温暖化対応のためヨーロッパなどでは見直されているという報道もあります。6月には、G8と中国、インド、韓国を加えたエネルギー相の会合があり、原子力発電に関心を持っているということを盛り込んだ「青森宣言」を採択しています。原子力は時代によって、個人によって評価が揺れる難しい題材です。 なぜ、このようなセンシティブな題材を扱うのか。それは科学を扱う記事には現時点で評価が難しいものが多くあるからです(参考・北海道新聞「常温核融合記事」の問題点)。原子力発電に限らず、反対・賛成といったフレームをあら

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    showgotch 2008/12/07
  • 「敵」を見誤った毎日新聞 - ガ島通信

    毎日新聞問題について海部美知さんが、旧メディア対ネットという構図ではなく女性が怒っているから長引いているのではないかという指摘をブログでされています。 海部さんも、実際に抗議している人たちが主婦かどうかは分からないとしながらも、 念のためここで情報を開示しておくと、私自身も、息子をもつ日人の母親である。この問題に対して、怒っている男性は、おもに「日の恥を英語で撒き散らした」ことがポイントだと思うが、女性の場合、これに「記事の中身そのもに対し、吐き気がするほどの生理的嫌悪感と、自分たちを直接侮辱されたような怒り」を覚えるという点が上乗せされるだろう。それは、私も同じである。 と書かれ、セクハラ問題であるとの認識を示しています。この指摘は腑に落ちるものでした。この騒動は消費者問題であるにもかかわらず、毎日は「敵」(問題の質)を見誤っていたのでしょう。 2ちゃんねるで連日スレッドが更新され

    「敵」を見誤った毎日新聞 - ガ島通信
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    showgotch 2008/08/22
  • 子供を持つ親に読んでほしい「12歳からのインターネット」荻上チキ - ガ島通信

    以前イベントで対談させてもらった荻上チキさんが出版した「12歳からのインターネット ウェブとの付き合い方を学ぶ36の質問」が渋谷の書店に平積みになっていたので購入してみました。 インターネットが技術などに詳しい一部の人だけでなく多くの人に使われるようになり、さらに「ネットの影響」「ネットの闇」と…何か問題が起きればインターネットにその原因を求める風潮が蔓延している中、荻上さんがブログで書かれているように『レベル1からスタートできる、当たり前のことが書かれている』は多くの人に求められているところです。 はQ&Aとコラムで構成され、Qは「そもそもEメールって何」といった基礎的な知識から、「掲示板に悪口を書き込む人がいる。どうすればいい?」「匿名でとてもひどいことを書き込んでも怒られないの?」といったマナーまで幅広くカバーされています。 フィルタリング・ネット規制でインタビューした高等学校P

    子供を持つ親に読んでほしい「12歳からのインターネット」荻上チキ - ガ島通信
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    showgotch 2008/06/26
  • 「自分探しが止まらない」速水健朗 - ガ島通信

    若者の「自分探し」と聞くと、「もう、うんざり!」(このの帯にはそう書いてある)とか「いつまでも甘えるな」といった批判か、「原因は社会にあるから若者は悪くない」とか「別にいいじゃない。自分らしく」といった擁護になりがちですが、「自分探しが止まらない」は、そのどちらも含みつつ、自分探し現象と若者の労働環境、時代背景を描き、自分探しをい物にする「自分探しホイホイ」と著者が呼ぶビジネスも考察されているところがポイントです。 私は速水氏と同じ年に生まれ、就職超氷河期も体験(就職浪人した)し、沢木耕太郎の「深夜特急」にもはまった(ITmediaの達人の仕事術の「影響を受けた」にも挙げているぐらい)ので、内容には非常にシンパシーを感じたのですが、このに書かれている「猿岩石」や「あいのり」と言った自分探しのメディア現象にはまったく関心を持たず、同時代として体験することもありませんでした。 とはいえ

    「自分探しが止まらない」速水健朗 - ガ島通信
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    showgotch 2008/03/13
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