大好きだったエンジニアが我が社を去った。 彼が活躍するステージを作るためにお金を稼いでいたのに。 研究をやってたから直接、僕のビジネス(ってか売上)とは関係ないし毎日ナニをしてるのかも知らなかった。 (うちの研究開発部門ってそういうとこがある。まるで新車の開発チームみたい) でも彼は天才で、僕は彼に憧れていた。 ずいぶん年下だしロクにしゃべったことなかったけど尊敬していた。ああ、そう一度だけじっくり話したことがある。 米国出張の報告を頼んだときの彼の説明には感動した。あんなに新しい技術のことを一生懸命話してくれるエンジニアは初めて会った。なんといっても僕にわかるように説明してくれたのには舌を巻いた。日本ではまだ誰も知らないような尖った技術論をこの俺が理解できるように話すなんて! わかっていることは、これでは上場した意味がわからんということだ。 いくつかの役割の一つとして、だけど夢
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 『失敗学―デザイン工学のパラドクス』のなかで、ヘンリ・ペトロスキは「失敗は重要である。失敗はつねに、事物のデザインについて、成功よりも多くのことを教える」と言っています。 また、デザインを行う上で成功を望むなら、成功にではなく、失敗に学ぶ必要があることを以下のように表現しています。 成功するものはわれわれに、それらが成功したという事実以上のことはほとんど教えてくれない。失敗するものは、デザインの限界を超えたのだということの議論の余地のない証拠である。成功を競うことは失敗の危険をまねく。失敗を研究することはわれわれの成功の機会を増す。明らかに語られることのめったにない単純な原理は、もっとも成功したデザインは失敗に関する最良でもっとも完全な仮定にもとづくデザインであるということ
FlashPlayer10のセキュリティ仕様変更によって影響が出るFileReferenceの処理について。 こんにちは、いろんな意味でlevel0なkijimaです。 Flash Player 10 のファイルアップロード仕様変更(セキュリティ関連) akihiro kamijoさんの書かれた上記エントリーでも取り上げられていますが、FlashPlayer10のセキュリティ関連の変更によって、FileReferenceクラスを使用した動作に影響が出るようです。 特に注目したのは主な変更点の一つ目部分。 FileReference.browse() は ユーザのマウスかキーボードの操作に対するイベントハンドラ内で呼び出す これがどういうことかというと、要はユーザーのマウスとキーボード操作と紐付いていないタイミングでのダイアログ表示を禁止する、というようなものですね。 実際にボタン操作など以
こんにゃく入りゼリーなど食べ物をのどに詰まらせる事故が相次いでいる。今月中旬には千葉県で小学6年の男児が給食のパンを詰まらせて死亡する事故があった。食品による窒息死は年間4000人を超え、原因はもちやすし、肉、魚など多岐にわたる。専門家は「高齢者や子供の場合、日常、口にするどんな食品にもリスクがあることを知ってほしい」と注意を呼びかけている。(中曽根聖子) ≪早食い、丸飲みは「×」≫ 厚生労働省の調査によると、食べ物による窒息死者数は例年4000人を超え、平成18年は約4400人に上る。こんにゃく入りゼリーによる事故が社会問題化したこともあり、厚労省の研究班が今年、全国の救命救急センターや政令指定市の消防本部を対象に事故事例(18年)を調査したところ、救急搬送された人の大半が65歳以上の高齢者と10歳未満の子供だった。 全人口の22%をカバーする消防調査では1年間に724例の窒息事故が発生
昨日、子供が生まれた。 妻の妊娠をはじめて聞いたときには、正直「あと1年くらい(子供ができるのが)遅かったらよかったのに……」と思ったのだ。 たぶん、子供ができなかったら、ずっと同じことを思い続けていたのだろうけど。 初産で予定日まであと1か月近くあったので、そろそろ名前の候補でも挙げておかなくっちゃな、と考えていたところに、いきなり「破水した」との連絡があり、仕事を終えて産科の病院に着いたときには、もう子供は生まれていた。 保育器に入っているのを外から覗くだけ、というのを予想していたのだが、小さな小さな赤ちゃんは、母親の横で寝るでも起きるでもなく、右手で何かを握ろうとしたり、半分泣きかけたところで考え直したかのように泣くのをやめて半分だけ目を開けたりしていた。 正直、僕は自分に子供ができるのが怖かった。 このエントリで以前書いたように、僕は自分の親、とくに父親の愛情をうまく受け止め、解釈
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