武田薬品工業は1月18日、2型糖尿病治療剤「アクトスOD錠15」「アクトスOD錠30」(一般名:ピオグリタゾン塩酸塩)について、厚生労働省より製造販売の承認を取得したと発表した。 アクトスは、2型糖尿病に特徴的な病態であるインスリン抵抗性を改善する薬剤で、主に筋肉や脂肪細胞、肝臓に働いてインスリンの作用不足を改善する。同社は1999年に日本において「アクトス錠」の販売を開始し、2008年9月に「アクトスOD錠」の製造販売承認を申請していた。 「アクトスOD錠」の効能・効果、用法・用量は「アクトス錠」と同一。このたび、口腔内で速やかに崩壊する口腔内崩壊(OD)錠が採用されたことで、水の必要なく服薬することが可能となり、服薬コンプライアンスの改善が見込まれる。 (1月18日 プレスリリース)
万有製薬は、2型糖尿病治療薬「ジャヌビア錠」(一般名:シタグリプチンリン酸塩水和物)が薬価基準収載されたことを受け、12月11日に発売した。ジャヌビアは、日本で初めて承認された「DPP-4阻害薬」で、国内では10年ぶりの新しい作用機序をもつ経口2型糖尿病治療薬となる。 シタグリプチンが注目されているのは、日本で初めて承認された「インクレチン関連薬」だから。「インクレチン」は、消化管から分泌される、インスリン分泌を促すホルモン。 栄養素が消化管にとりこまれると、インクレチンである「GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)」などが、小腸上部や小腸下部から分泌され、膵β細胞に作用しインスリンが分泌される。しかし、インクレチンは血中などに多くある酵素「DPP-4(ジペプチジルペプチダーゼ-4)」によってすぐに分解されてしまう。 DPP-4の活性の働きを阻害すれば、インクレチンの働きでインスリン分泌が
1996年のツール・ド・フランス覇者であり、現在はチームCSCの監督を務めるビャルヌ・リース監督が母国デンマークで記者会見を開き、1993年から1998年までドーピングを行なっていたと告白した。ツール歴代王者の中でドーピングを告白したのはリースが初めて。 テレコム時代のかつてのチームメートであるツァベルとアルダグの告白から一夜明けた5月25日、ビャルヌ・リース監督はデンマークのCSC本社で予定されていた記者会見に姿を現した。 会見の中でリースは「かつてドーピングを行なっていた。EPO(エリスロポエチン)を自分で購入して自ら使用していたんだ。これは選手生活の一部になっていた」と述べ、ドーピングの使用を全面的に認めた。しかしチームCSCについてはその潔白を主張。リースは用意していたプレスリリースを会見内で発表している。 また「EPO以外の薬物も使用していたか?」という記者の質問に対してリ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く