プロシージャルでアートをする〜コンピュータに実装した人工知性でアート作品を作る(1) プロシージャル技術によるコンテンツは自然現象の再現だけではなく、この技術を使ってアート作品の制作に応用しようとする動きもある。 それがにわかに台頭しつつある「プロシージャル・アート」だ。 なかでも「Apophysis」(アポフィジス)と命名されたフラクタル技術ベースのプロシージャル・アート・エディタは、この種の研究テーマとしては完成度の高い部類に属する。 Apophysisでは、スクリプト言語でアートの元となる種を描き、これをGUIベースでパラメータ調整してレンダリングして結果フレームを得る…というような流れでアート作品が制作できるようになっている。もともと100種類のスクリプトサンプルが収録されており、これをいじるだけでも多様なフラクタルアートが制作できる。 プロシージャルアートエディタの「Apophy