テレビのマーケティング力が落ちたからといって、ネットのマーケティング力が向上しているわけではない。感覚としては、むしろ縮小傾向にある。電通調べだと、ネットにかけられるマーケティング費用は全体としては上がったらしいが、テレビその他のメディアが下がった分がそのまま流れてきたというわけでもない。もちろん不況の影響はあるだろうが、その伸び率は下がったし、かけられ方もシビアになってきている。 そうした傾向は、特にホームページやウェブコンテンツを制作している会社が如実に感じているだろう。耳にする範囲では、どれも新しい受注、それも大型案件が減って苦戦しているという。それは、インターネットマーケティングの弱点が露呈したこととも無関係ではない。インターネットマーケティングには大きな弱点があり、それがここ数年で明らかになってきたのだ。それで、ネットに対するマーケティング費用が減っているのだ。 インターネットマ
口コミ(Word of Mouth:WOM)マーケティング業界の健全な発展を目指すWOM マーケティング協議会(WOM Japan)設立準備会は3月23日、口コミマーケティングにおけるガイドラインを2009年7月に策定し、協議会を発足させることを発表した。それに先立ち、4月よりガイドライン検討ワーキンググループを発足させるという。 ガイドライン検討ワーキンググループの委員は5名。学識経験者として、発起賛同人の濱田逸郎氏(江戸川大学メディアコミュニケーション学部教授)、山口浩氏(駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部准教授)の2名、委員長として世話人から藤代裕之氏(ブロガー)、さらに発起賛同人から公募枠2名となっている。 公募は24日より公式ウェブサイトやメーリングリストで行い、応募者の中から学識経験者と委員長の3名が選定する。 設立準備会は7月までに、ワーキンググループで策定された
性別や年齢といったユーザーの属性ではなく、興味や関心といった嗜好(しこう)性でターゲットを絞る行動ターゲティング広告。なぜ今、ネット広告において行動ターゲティングが注目を集めているのか。定義と仕組みからその理由を見ていこう。 (渡辺健太郎=マイクロアド代表取締役社長) 2007年よりネットマーケティングの世界でにわかに注目を集めている行動ターゲティング広告。行動ターゲティングを簡単にまとめると、インターネット上での行動履歴を基に、一人ひとりのユーザーに対して最適な広告を配信する仕組みのことだ。ひとえに行動ターゲティングといっても様々な仕組みがあるが、一般的に行動ターゲティングといわれているものは、ユーザーのインターネット上での行動をいくつかのパターンに分類し、その分類ごとに広告を配信する方式となっている。 例えば、あなたが直近の1カ月間に、新しく発売されたスポーツカーのWebサイトを何度か
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く